8月24日、大阪国際交流センターで『ベストボディ・ジャパン2025大阪大会』が開催された。ウーマンズクラス(40歳~49歳)では、祐香(ゆか/44)さんが準グランプリに輝いた。
38歳から始めたジムでの筋トレは、現在していないという祐香さん。月3、4回のポールダンスか、エアリアルフープのレッスンがトレーニングになっているそうだ。たとえばポールダンスはアウター、インナーマッスルのトレーニングになり、ヒールを履いて床でダンスもするので必然的に表現力も付く。ハードに動くので有酸素運動にもなるという。
万博の中東料理は身体づくりに最適!
大阪市内在住の祐香さんは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の常連。9月8日時点での来場回数は35回になった。
「お仕事の関係で万博開幕前のメディアデーに行かせていただいたご縁からハマってしまい、4月から通っています。ランチしに行ったり、コーヒーを飲みに行ったり、1時間だけ立ち寄ることもあります。元々中東のスパイスが効いたお料理が好きだったのですが、週3回、20回以上行っているアラブ首長国連邦(UAE)パビリオンのランチは特においしくて、暑い夏の身体づくりにも最適なご飯だと思っています」
「エミラティ(エミレーツ)料理に使われるバスマティライスは低GIで、ラムのグリルが乗っていて、いずれもスパイスが効いています。サラダも大麦、ザクロ、デーツなど、スーパーフードだらけで、デザートも脂っぽくありません。砂漠でも生きていけるように栄養価が高い料理になっているのだと思います」
大阪大会の4日前には、今回の万博で入場最難関と言われるサウジアラビアパビリオンのレストランに7時間待ちで入ることができたそうだ。
「サウジのお料理もやはりスパイスで味付けされたお料理で、『ハニース』という子羊を煮込んだお料理は何皿食べても太ることはなさそう、と思いました」
スーパーフード『デーツ(ナツメヤシの実)』の魅力
10年前に訪れたドバイで、デーツの虜になった祐香さん。
「万博でいろいろな国のデーツを使ったお料理やデザートをいただきました。サウジアラビア、イスラエル、カタールのパビリオンで主に購入したのは大粒のデーツ。UAEのパビリオンは少し小さいカラスデーツという種類で、大きさ、味、食感が違います。私はUAEのデーツが好きです。特に熟して黒くなったデーツが濃厚でおいしいです」
「毎朝プロテインスムージーを作って飲んでいるのですが、万博でヨルダンのデーツシェイクを飲んでから、プロテインスムージーにデーツを入れて、デーツシェイクプロテインにして飲むようになりました」
東京ドーム33個分の広さがある万博会場を歩くことは有酸素運動にもなる。
「普段は自転車移動が多くてそんなに歩くことはないのですが、万博に1回行くと最低1万歩、多いときは2万歩歩きます。並んでいてもサウナのように汗が出て、栄養たっぷりの中東のお料理を食べることで元気に体重の管理ができました」
祐香さんは、万博もベストボディの大会も楽しんでいる。
「大阪大会ではフリーポーズで万博西ゲートのミャクミャクポーズをしました。西ゲートのミャクミャク像は立っているのですが、東ゲートは正座姿なのでさすがにできません(笑)。大会に出場することは大好きで、私にとっては生活の一部です。大会も、他のことも全力で取り組みたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。