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「10歳若く見られる」37歳・会社員が“白肌スリムボディ”でコンテスト活躍 筋トレ開始、大会出場で「別人級に変化しました」

9月6日(土)、神戸芸術センターで開催されたベストボディ・ジャパン主催『ジャンル別・職業別西日本大会』のミス・ベストボディ・会社員部門で本田紗也香(ほんだ・さやか/37)さんが優勝を果たした。

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本田紗也香さん

コロナ禍から始まった15kg減のボディメイク

本田さんの身体づくりを始めたのは2020年。

「コロナ禍が到来し、大好きなお酒も飲みにいけなくなったし、このまま不健康な生活や体型ではダメだと感じたんです。当時は体脂肪率32%(※)、体重は65kg超。何かを変えたいと思いました」
※体脂肪率は市販の体組成計で計測

外出が制限される中で自分を見つめ直し、ダイエット目的で通い出したホットヨガの店長に勧められたのがボディコンテストだった。

「まさに運命的でした。コロナ禍で生活が一変したその時期に、ボディコンテストという新しい世界に出会ったんです。勢いで出場を決意し、そのタイミングで筋トレも始めたんです」

今では体重はその当時より15kg減り、体脂肪率も20%落ちているという。

「大会に出ることになって、別人級に変わりました。いろいろな方に初対面で、実年齢よりマイナス10歳若く見えると言っていただけるようになりました」

歯磨きと同じように“当たり前”のトレーニング習慣

本田さんの強みは、徹底した習慣化だ。

「朝トレ1時間、夜トレ1時間。歯磨きと同じで、やらないと気持ち悪いんです」

会社員として多忙な出張時でも隙間時間を逃さない。新幹線の中でバンドトレーニングをしたり、階段をランジ意識で上るなど、生活そのものをトレーニングに変えてしまう。この姿勢は周囲にも波及し、同じ部署のメンバーが気づけば痩せていったという。

「食事の基本は定食スタイルです。10種類以上の野菜に、たんぱく質は鶏・牛・馬・魚介とバリエーションを持たせます」

遺伝子検査で糖質が太りやすい体質と分かってからは、米類や芋類などの糖質は控えめに調整している。特に野菜は栄養価の高い状態で摂りたいため、生や蒸して食べることを習慣にしている。

また、本田さんが今もっとも力を入れているのがウォーキング。

「歩き方を変えるだけで姿勢もスタイルも変わるし、痩せやすい身体にもなれる。ボディメイクにおいて一番大事だと実感してます」

現在はベストボディ・ジャパンの専属モデルとして、福村あけみ副会長や講師陣のもとでウォーキングの基礎から徹底的に磨き直しているという。

「5年前の私は『痩せたい』『変わりたい』と願うだけ、何も変わりませんでした。でも行動を決めた瞬間から人生は動き出したんです。最初の小さな一歩が、やがて大きな変化を生み、未来を作ります。美しさは特別な人だけのものではなく、誰にでも手にできるもの。決意と習慣が、その扉を開いてくれます」

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取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁

執筆者:柳瀬康宏
『IRONMAN』『月刊ボディビルディング』『FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格:NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動。2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに挑戦中。

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