ベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン』ウーマンズクラス（40歳〜49歳）で善戦を重ね、また地方大会での上位入賞者が競い合う日本大会（11/23）にも目標の全国トップ10入りを目指して出場したおの・なえ（46）さん。
「せっかくの大舞台、今までやってきたことを出し切ろう、楽しもう、会場の雰囲気や空気感をしっかり感じよう、と思って挑みました。予選最後のピックアップには呼んでいただけたのですが、上位10人だけが進める決勝大会に残ることはできませんでした」
高校時代から結婚を機に引退するまで芸能活動を続けてきたこともあり、10代からジムに通い、運動を続けてきたと言うおのさん。
「昔はただ『太りたくない』と思っていましたが、2年ほど前に大会出場を決意してからは、骨盤が小さいぶん腰回りやお尻にもっと筋肉がほしい、その上で適度な脂肪も必要、と考えるようになりました」
現在は週１回のパーソナルトレーニングと毎朝の自重トレでしっかりと鍛える生活を送っている。
鍛えて絞ってメリハリを強化！
「ウエストのくびれも強化したくて、家事をするときに肋骨ベルトを巻いたり、あとはストレッチポールでほぐすようにも心がけています」
理想の身体に向けてもう少し脂肪をのせたいが、もともと痩せ型で、また痩せやすい体質だと言う。そのため栄養バランス良くしっかり食べるよう心がけている。
「タンパク質をきちんと摂取するのはもちろん、良質な脂を意識して取る、炭水化物も小麦でなく米を3食必ず食べています。朝は目玉焼きに米粉パン、昼は気にせず好きなものを、夜は軽めにしてなるべく20時までに食べ終わるようにしています。野菜も好きでよく食べています。どの食材でも味付けは基本的に塩とブラックペッパーとオリーブオイルだけ。シンプルですが食材の味が楽しめるので飽きずに続けられています」
筋トレと食事とでボディメイクを続けながら、併せて大会出場に向けた準備や練習、レッスンも行ってきた。
「ウォーキングと規定ポーズの安定には自信があります。課題はフリーポーズのバリエーションを増やすこと、手先足先までの細かい動きから表情までいつでもしっかりとコントロールすること、そして堂々と余裕があるように見せること。今年はこれまで８大会に出場していて、この日本大会が９大会目。本番の数を重ねることで成長することができたと実感しています」
充実感のなかで2025シーズンを終えたいま、あらためて決意したことがある。
「人と比べるのではなくて過去の自分を超えることを目標に、これからも頑張っていきたいです！」
今年は昨年以上にボディメイクと大会出場に邁進した一年だったが、その一方で、子育て、そして婚活コンサルタント会社経営という仕事にも全力で取り組んでいる。
「素敵なパートナーと出会いたい方々のサポートを行っています。人生を共に歩む人と結ばれてより豊かな人生へと向かう成婚者の幸せそうな笑顔を、これからもたくさん見ていけたらと思っています」
取材：大塚真奈美 撮影：舟橋賢
執筆者：大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
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