「50歳でもあんな風になりたい」と思われる存在でありたい──。そんな思いを身体づくりの原動力にしてきた福永有香(ふくなが・ゆか/52)さんが、4月12日(日)に開催された『ベストボディ・ジャパン2026近畿大会』クイーンクラスでグランプリを獲得した。
会社員として美容インストラクターの仕事をしながら、出張の多い生活の中でも身体づくりを継続。福永さんが大切にしてきたのは、見た目の変化だけではなく、不調を生まない身体づくりと、挑戦をやめない姿勢だった。
【写真】50代に見えない!福永有香さんの美肌と曲線美ボディを含むステージ写真5枚
「トレーニングを始めた背景には、仕事が深く関わっています。エステサロン専売品の開発や卸し、技術スクールに携わる会社に勤める中で、インナーケア商品の開発段階において『痩せる実績をつくり、そのうえで大会に出て証明する』という企画に関わったことがきっかけでした。現在も筋膜リリースなどの自社商品を広めたくて大会に出場しています」
もともとは仕事の一環として始まった挑戦だったが、身体が変わるにつれて、その意味は大きく変わっていった。着られなかった服が着られるようになり、会社の制服も似合うようになった。すると周囲からは「さらに痩せるには何をしたらいいのか」と相談されるようになり、自身の変化が説得力として伝わっていることを実感したという。
52歳で実感する「若返り」は見た目だけではない
福永さんは、ボディメイクを通して感じる「若返り」とは、単に見た目が若く見えることだけではないと話す。身体だけでなく、メンタルや日々の活動量も含めて、前向きに動ける状態そのものが若々しさだという。
「若返りに筋肉は必須です。筋肉を減らす行為は、太る、老ける、疲れるにつながると思っています。見た目を整えるだけではなく、疲れにくく、動けて、日常を快適に過ごせる身体をつくることが、結果として美容にもつながります」
福永さんは、出張が多い生活の中で思うように運動時間を確保できないことも少なくない。
「出張で時間がなくても身体づくりを止めないために、ゴムチューブやボールを持ち歩き、できる範囲で身体を動かすようにしています。他には自社商品のクリームで全身をケアしたり、筋膜リリースを受けたりと、トレーニングそのものだけでなく、身体を整えることは止めないようにしていますね。減量中に欠かさず食べる食材はブルーベリー。低糖質、低カロリー、低脂質でありながら、抗酸化成分や栄養素を取りやすいんです」
今回のグランプリにも満足し切っているわけではない。「さらにフリーポーズ、規定、ボディメイクのクオリティを上げたいと思いました」と語る福永さん。その視線は、もう次の成長に向いている。
「何かにチャレンジしている人と、していない人では、同世代でも若々しさが違うと思います。筋肉をつけることは、ただ見た目を整えるためだけではなくて、未来の自分を前向きに保つための土台でもあります」
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取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。
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