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SNS上のみんながトレーナー!?コンテスト初出場でグランプリ!「私の身体づくりはSNSのコメントのおかげで成り立っています」

5月24日、京都パルスプラザ・稲盛ホールで『ベストボディ・ジャパン2026京都大会』が開催された。ミス・ベストボディ部門レディースクラス(30歳~39歳)では、藤井綾(ふじい・あや/34)さんがグランプリに輝いた。

【写真】藤井綾さんの丸いヒップと細いウエストのメリハリ(バックポーズ含むステージ写真5枚)

藤井綾さん

SNSで身体づくり

昔から食べることが好きでぽっちゃりしていた藤井さんは、24時間ジムで筋トレを始めた。

「背中って自分では見えないけれど、30歳すぎるとお肉が付いてきますよね。まずはそれを変えたいな、と思いました。『背中を鍛えるには懸垂をすればいい』と思って、いきなりアシスト付チンニングマシンに挑戦しました。でもやり方がわかっておらず、わかってないなりにやってみた動画をSNSに上げたんです。それがジム第1日目。動画を見たみんなからたくさんコメントで教えていただきました」

「動画を上げると、みんなが丁寧に教えてくれる」。藤井さんはその後も動画を撮りながらトレーニングを続けた。

「使い方がわからないマシンが多すぎました。知識がなさすぎて、ネット上の情報だけで調べてもフォームが正しいのかもわかりません。なので、動画で初心者の自分をさらして『間違ってるよ』とか、『こういうフォームでやるんだよ』と言語化してもらうことで、少しずつできるようになっていきました。SNS上にいる人たちのアドバイスで、背中のトレーニングもアシストチンニングだけでなく、ラットプルダウンやローロウ、ベントオーバーロウにも取り組むようになりました」

身体だけでなく自分自身を変えるためにコンテスト出場

藤井さんは筋トレを始める前、『ベストボディ・ジャパン』の応援に行ったことがあった。出場選手の女性らしい美しさにあこがれて、筋トレ2年目の今年1月、コンテストに出場することを決めた。

「身体だけではなく、自分自身を変えたい。何かに本気で挑戦している女性って本当にかっこいいなと思って、自分も挑戦する側になりたいと思いました。『身体が変わるまでおよそ3カ月かかる』と知り、インスタグラムで『100日チャレンジ』を始め、100日で客観的に見てもこれだけ変わる、キラキラする、というのを証明しようと思いました」

筋トレは週6日、朝1時間と夜1時間。1月に受けた公式レッスンで勧められたピラティスも取り入れた。

「コメントでいろいろ教えてもらった中にデッドリフトがあったので、やってみようと思って、やった瞬間激痛。そのまま病院へ行くと『腰を痛めています。筋トレは無理です』と言われてしまいました。そこから2週間は『できないことではなく、今できることをやる』という気持ちでした。順調なときばかりじゃなかったからこそ、身体づくりってメンタルも大事なんだと実感しました」

藤井さんは大会まで1日30分の有酸素運動を続けて京都大会に臨み、グランプリを獲った。

「身体が変わったことで自信にもつながりましたし、何より『努力はちゃんと自分を変える』と実感することができました。以前は『私なんて……』と、写真を撮るときもちゃんと前を見ることができなかったけれど、今は自信を持って笑うことができます。完璧ではなくても挑戦する姿は誰かの勇気になると思いました。これからも結果だけではなく、そこまでの過程やリアルも含めて発信していきたいです」

身長160cm、57kgあった体重は45kgになった。パーソナルトレーナーもつけず、「私の身体づくりはSNSのコメントのおかげで成り立っています」と言う藤井さんは、SNS上の人たちがトレーナー、という新たな可能性を示してくれた。

次ページ:藤井綾さんの丸いヒップと細いウエストのメリハリ(バックポーズ含むステージ写真5枚)

取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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