50歳を迎えて始めたボディメイクで、地元大会グランプリを獲得した保健師の大杉美奈(おおすぎ・みな/50)さん。5月31日、松山市総合コミュニティセンターで『ベストボディ・ジャパン2026松山大会』が開催され、ベストボディ部門クイーンクラス(50歳~59歳)では、運動嫌いだった大杉さんが優勝した。
【写真】年齢を感じさせない、シュッと伸びた手足がきれいな大杉美奈さん
トレーニングのおかげで「入社当時に体型が戻った」と言われるように
大杉さんは年齢ととともに増えていく体重に衝撃を受け、トレーニングを開始。
「気付けば、20歳の頃より10kgも増えていました。保健師として健康づくりのお手伝いをする仕事をしている一方で、自分自身の健康管理ができていないことに、後ろめたさも感じていて……。そんな中でボディメイクに取り組み始め、今では驚くほど身体が変化し、大きな自信につながっています」
少し瘦せてはリバウンドを繰り返していた大杉さんは、退路を断つつもりで2年前にコンテストの出場を決意したという。
「大会という明確な目標を持つことは、自分を変えるための大きな挑戦でした。今回の松山大会は地元での開催でしたから、グランプリを獲得できてうれしかったです。中学・高校時代にブラスバンドで立った思い出の舞台に、今度は選手として立つことができ、とても感慨深かったですね。青春時代の記憶がよみがえり、ワクワクしながらステージを楽しむことができました」
トレーニングで自分と向き合い身体を大切にしたいと思えた
「まずは姿勢を整え、身体の土台を作ることを重視している」と大杉さん。
「月2回のピラティスと、月4回の体幹トレーニングを中心に取り組んでいます。身体作りで大切なのは、無理をすることではなく、自分の現在地を知りながら積み重ねることだと感じました。スマホを手に取ると、1時間があっという間に過ぎてしまいますが、その時間をウォーキングに充てるなど、『積み重ねる身体作り』を続けていきたいです」
自身の身体にダメ出しばかりしていた大杉さんだが「50年間もの間、文句ひとつ言わずに支えてくれた自分の身体を、もっと大切にしてあげようと思えた」と、心境が大きく変化したそうだ。
「欠点ばかりを見るのではなく、手をかけて磨き、愛情を持って向き合うことの大切さを学びました。やれることをやり尽くしたその先に、グランプリという結果がついてきたことは本当にうれしかったです。これからも完璧を目指すのではなく、自分らしく楽しみながら、まだまだ磨き甲斐のある身体と人生を育てていきたいと思っています」
大杉さんはトレーニングに取り組んだことで、身体を責める視点から『身体を愛する視点』へと変わっていった。運動嫌いだった過去を乗り越え、自分の身体と向き合い続けた経験は、多くの女性たちに勇気を与えてくれるだろう。
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取材・文・撮影:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。
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