ベストボディ選手 コンテスト

37歳・4児のシングルマザー歯科麻酔専門医がコンテスト準グランプリ 週1回のトレーニングでも身体の引き締まりを実感

6月20日三重県総合文化センター中ホールにて、『ベストボディ・ジャパン2026三重・津大会』が開催された。ベストボディ部門レディースクラス(30歳~39歳)では、菊池友香(きくち・ゆか/37)さんが準グランプリに輝いた。

【写真】菊池友香さんのキュッと上がったお尻(バックポーズ含むステージ写真5枚)

菊池友香さん

菊池さんは2023年の年末にパーソナルジムで体験レッスンを受け、2024年1月から週1回50分通うようになった。

「運動していなくて、脚が太いのがコンプレックスでした。自分一人でジムに行くのはハードルが高くて、今でも筋トレは週1回のパーソナルジムだけです。トレーナーさんが組んでくれたメニューを淡々とこなしていくのが心地よく、目の前のやるべきことに集中し、没頭できる時間が気に入っています」

週1回のパーソナルトレーニングで身体が急激に変化することはなかったが、数カ月経って自撮りしたときに『なんだか身体がすっきりしてきたみたい』と変化に気づいたそうだ。

「同業の歯科医師の先生方から『筋トレがんばってるね』と応援してもらえることが多かったことも、トレーニングを継続する原動力になりました。身体が引き締まって筋肉がついてきて、トレーナーさんとの会話の中で最初にベストボディの話が出たときは『自分が出場するなんてとんでもない』と思いましたが、『挑戦するなら今が一番若いからやってみよう』、と考え直しました。今年2月に『やるぞ』と決めて5月の岡山大会に向けて必死に準備をしました」

菊池さんは学生結婚し、大学4年生で出産。現在はシングルマザーで、高校1年生、中学1年生、小学6年生、小学3年生の4人の子どもを育てている。歯科麻酔専門医の資格を持ち、フリーランスの歯科麻酔科医として、毎日のように岡山県外へ日帰り出張している。

「歯の治療に強いストレスや、怖さを感じたり、緊張したりする患者さんに対して、点滴から鎮静剤を入れ、リラックスした状態になってもらいます。麻酔科医としてうたた寝のような状態で歯科治療、インプラントを受けられるようにする仕事です。処置中は患者さんのそばで見守って、治療が終わったら起こします。岡山を拠点に、関西、中国、四国地方など、呼ばれた歯科医院さんへ出張しています」

菊池さんの仕事は静脈内鎮静法というそうだ。2年前、台湾で歯科医院を見学したとき、日本以上に『鎮静』が身近で、頻繁に行われていることに衝撃を受けた。日本ではまだ認知が広がっていないが、台湾のように広めたいと、SNSのアカウントにsedation(鎮静)を入れて、日本語と台湾華語の両方で発信を続けている。Threadsでは台湾人のフォロワーが多く、その数は1.5万人にのぼる。

菊池さんは初出場した岡山大会で3位、今大会では準グランプリと順位を上げ、日本大会の出場権も獲得した。仕事と子育てとの両立をしながらコンテストにも挑戦する姿は、私たちに『まだまだできる』という可能性を示してくれた。

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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