しっかりと筋肉のついた、美しい脚線。小柄ながらも、引き締まったボディラインが際立つステージで存在感を放ったのは、末岡由美子(すえおか ゆみこ/62)さんだ。訪問看護師として働く末岡さんは、9月13日(日)に開催された「ベストボディ・ジャパン2026愛知・名古屋大会」に出場。フィットネスモデル・ウーマンズクラスで準グランプリを獲得した。50代後半から始めたフィットネスは仕事にも良い影響があったという。
【写真】末岡由美子さんのしっかりと筋肉のついた曲線で魅せるバックポーズ

夢中になれるものを見つけて
末岡さんがフィットネスを始めたのは50代後半。何か夢中になれるもの、真摯に打ち込めるものを見つけたいという思いから、トレーニングを始めると同時に、大会出場を目標に据えた。
今年で大会出場3年目。今回は筋肉のつき方や全身のバランスを整えるだけでなく、審査員や観客に自分をどう見せるかという点にも意識を向けている。
下半身の筋肉を生かしながら、上半身との調和にも気を配り、全身のシルエットを丁寧に整えてきた。
筋力アップが、仕事にもよい変化を
普段は訪問看護師として勤務する末岡さん。訪問看護は身体を使う場面も多い仕事だが、フィットネスを始めて筋力がついたことで、以前より疲れにくくなり、疲れを翌日以降に持ち越しにくくなったと感じている。
トレーニングを通じて得た変化が、日々の仕事にも生きている。人の健康を支える仕事に携わりながら、自分自身のコンディションも整えていく。フィットネスは、大会への挑戦だけでなく、健やかな毎日を支えるものにもなっている。
新たな目標、日本大会に向けて
ボディメイクに興味があっても、フィットネス大会への出場となると、露出度の高い衣装やハイヒールでステージに立つことに、ためらいを感じる人もいる。末岡さん自身も、初めは慣れない衣装やハイヒールに抵抗があったという。
しかし、トレーニングを重ね、自身の身体と向き合う中で、少しずつ身体の変化を実感。そうした積み重ねが、衣装やステージに対する気持ちにも変化をもたらした。実際に衣装を着てみると、思っていたほどの抵抗感はなかったそうだ。
次に見据えるのは日本大会。今後は身体をさらに磨くことに加え、ステージ上での表現力にもよりこだわりたいと力を込める。ポージングの一つひとつを丁寧に、自身の魅力を審査員にしっかりと伝えられる見せ方を追求していく。
50代後半で始めた挑戦は、62歳となった今もこれからも続いていく。年齢を重ねてからでも、夢中になれるものを見つけ、自分を磨き続けることができる。ステージの上で輝く末岡さんの笑顔が、そんなことを教えてくれる。
取材・文:大熊智子 撮影:上村倫代
福岡県北九州市生まれ。愛知県育ち。大学で社会心理学・メディア論を専攻。各種広告・広報など企業案件の取材・執筆を担当するかたわら、町の文化や魅力を伝えたいと、地域情報の発信にも力を入れている。
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