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フリーウエイト専門家・関博士が2024最強パワービルダーの称号を手にする=大会結果10.13 POWER BUILDING CLASSIC in AWAJI 2024

10月13日(日)、兵庫県淡路島・大浜海水浴場にて『POWER BUILDING CLASSIC in AWAJI 2024』が開催された。この大会は、パワーリフティング競技とフィットネス競技を融合させた日本初の『パワービルディング』コンテスト。当日は高重量を持ち上げる強さと、身体の美しさを兼ね備えた選手たちがしのぎを削り、白熱した戦いを見せた。

競技ルールは、各クラス別にフィットネス競技(男性:メンズフィジーク、女性:ビギナーズビキニ)、パワーリフティング競技(男性:デッドリフト、女性:スクワット)を行い、それぞれの順位を合計してパワービルダーとしての総合順位を判定する形で行われた。

第2回を迎えた本大会の出場選手は100名に迫る勢いに。ゲスト審査員・MCとして、JBBFからは兵庫連盟副理事長を務める西川真行さん、久野圭一選手、今古賀翔選手、廣中れな選手、穴見一佐選手が参加。さらには国内トップパワーリフターとも言える野村優選手、金子万生選手、小路拓選手、あゆと選手らも加わり、豪華な面々が名を連ねていることからも注目度の高さがうかがえる。

JBBFのトップ選手がゲストで参加。左から穴見一佐選手、廣中れな選手

JBBFのトップ選手がゲストで参加。左から穴見一佐選手、廣中れな選手

大会は女性選手が出場するウィメンズクラス、男子はジュニア・マスターズに加え、168㎝以下級・172cm以下級・176cm以下級・176cm超級と身長別に6つの階級に分かれて行われた。さらに男子は各階級の優勝者が競い合うオーバーオール戦も開催。真の『パワービルダー』を決める形で大会が進行した。

関博士さん

デッドリフト260kgに成功した関博士選手

男子オーバーオール優勝に輝いたのは、172cm以下級を制した関博士選手。フリーウエイト専門パーソナルトレーナーとしての活動で得た知識と経験で身体作りに励んできた。特に今大会のパワーリフティング競技として行われた、バーベルを床から引き上げるデッドリフトでは全出場者の中で最も重い260kgの挙上に成功。同階級2位の選手とは50kgという大差をつけて優勝を手にし『フリーウエイト専門家』ぶりを遺憾なく発揮した。

女子ウィメンズクラスで優勝を掴んだ小林みゆき選手は、パワーリフティング・フィットネス共に1位通過。周囲を寄せ付けない圧倒的な強さで『女性最強パワービルダー』の称号を手にした。また、ウィメンズクラスは今大会から導入された新カテゴリ。ダントツ優勝を果たした小林選手はまさに、パワービルディング初代女王の名に相応しい活躍を見せてくれただろう。

結果は以下の通り

ジュニア
1 位 天野愛琉
2 位 堀部日南太
3 位 太田清蓮
4 位 奥野碧
5 位 宮﨑諒真
6 位 中田雄大

マスターズ
1 位 小野満正
2 位 佐野拓也
3 位 南孝介
4 位 黒木直人
5 位 北村元
6 位 仲松康太

168㎝以下級
1 位 中村和真
2 位 白川和樹
3 位 堀部日南太
4 位 松下雄亮
5 位 白石陽久
6 位 池間真央

172cm以下級
1 位 関博士
2 位 廣島徹哉
3 位 山本颯
4 位 品田直毅
5 位 中川桂太
6 位 武藤一弥

176cm以下級
1 位 設楽亮太
2 位 木原優
3 位 北村元
4 位 仲松康太
5 位 田中靖人
6 位 坂本淳一

176cm超級
1 位 岩越亘祐
2 位 大塚優斗
3 位 上坂栄門
4 位 高橋駿太
5 位 高見洋輔
6 位 實了史

ウィメンズクラス
1 位 小林みゆき
2 位 山本栞
3 位 濵田萌里
4 位 竹村久美子

オーバーオール
1 位 関博士
2 位 中村和真
3 位 設楽亮太
4 位 岩越亘祐
5 位 小野満正
6 位 天野愛琉

文:池田光咲 写真提供:POWER BUILDING CLASSIC

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手