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「50歳でこの筋肉!?」ボディコンテスト2冠のスナック経営者 「小学生のころからボディビル雑誌を読んでいた」ほどの筋肉好き 

富高武信選手2024年8月11日(日)、香川県丸亀市のアイレックスにて『四国フィットネス選手権大会』が開催され、富高武信(とみたか・たけのぶ/50)選手が、四国メンズフィジーク172cm超級と50歳以上級でダブル優勝した。50歳とは思えない筋量で圧倒的な存在感を放ち、ダブル優勝の快挙を遂げた富高選手。今回の大会で四国フィジークの全カテゴリーを制覇している。

【写真】「リアル北斗の拳!?」富高武信選手の筋肉隆々な上半身

「若い子やデカい子らに勝てたのが素直にうれしいです!これで、四国フィジークにおける40歳以上、マスキュラー、172cm超級、50歳以上、全カテゴリーをコンプリートできました!今回はダブルエントリーだったので少なくとも4回はパンㇷ゚アップさせなくてはならず、ピークをどこで持っていくかなど色々と考えることの多い大会でした」

富高選手はマッチョな漫画に影響されボディメイクを始めたという。

「筋肉質な身体つきが好きで、小学生のころから本屋でボディビルの本を読んでいました。キン肉マンや北斗の拳のキャラクターたちの身体つきに憧れ18歳頃からトレーニングを開始し、20歳頃からジムに通っています。筋肉に強い憧れがあったものの、漫画の影響で格闘技にも興味があったので、日本拳法・極真空手・グローブ空手も経験しました。フィジーク部門が始まり出場するようになって今年で6年目です」

徳島でパーソナルジムを経営している富高選手は、自営のジムで筋トレをしている。

「週5~6回、自営のパーソナルジムを開けてから2時間から2時間30分ほどトレーニングしています。好きな種目は、肩・胸・背中・腕・脚……全部ですね!部位分けは、脚・背中・肩、胸、腕・肩、背中、肩、胸・肩をローテーションしています」

夜にスナックBARも経営している富高選手は、週に1~2回、お酒を朝まで飲んでいるという。

「自分の飲むお酒はいつも、焼酎のお茶割り・ハイボール・シャンパンです。朝まで飲むので、お酒を飲んだ次の日はジムのトレーニングはお休みしています」

「次の目標はオールジャパン!」と意気込む富高選手。

「大会当日に自分のベストコンディションを出せるよう、しっかりと準備していきたいです。以前のオールジャパンでの失敗から『変わったことはしない!』を教訓に、その日、自分の一番を出し切ろうと思います!全力を出しての結果であれば勝っても負けても悔いはないと思いますから。常に『一週間前よりも、良い自分になる』という気持ちでこれからもボディメイクに励んでいきます!」

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材・撮影:山口夏織

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佐藤奈々子選手
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