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お尻までバリバリに絞れたマッスルボディで170名の頂点に!ボディビル1年目の小本進太郎が日本ジュニアボディビル総合優勝に輝く【筋トレ】

8月24日(日)、神奈川県・茅ヶ崎市民文化会館で『第37回日本ジュニアボディビル選手権』が開催された。23歳以下が対象となるこの大会ではボディビル60kg以下級、70kg以下級、70kg超級の3つのカテゴリーに分かれて行われ、70kg超級を制した小本進太郎(こもと・しんたろう/23)選手が各階級の優勝者で競い合うオーバーオールでも見事優勝に輝いた。小本選手はさらに、その後に行われたジュニアクラシックフィジーク選手権にも出場し、ここでも総合優勝。オーバーオールも合わせて4冠という大車輪の活躍を見せた。

【写真】小本進太郎選手の「お尻までバキバキ!」に絞れた身体

これまではメンズフィジーク選手として活躍していた小本選手。今年、ボディビル挑戦1年目ながら170名近くの猛者たちを抑えて頂点に立った。特に、バックポーズではお尻にまで鋭いカットが走るなど、バリバリのコンディションが際立っていた。

「率直にうれしい気持ちでいっぱいです。今年は本当にいろんな人に支えられてきました。トレーニングのパートナーや家族、ポージング指導の先生、鍼治療の先生など、多くの人のサポートがあって最高の結果を出せたので、周りの方々に感謝を伝えたいです」

大会前は不安に苛まれながらも、ステージに立った瞬間、これまでの努力と周囲の支えが力となった。競技中は「自分のことでいっぱいいっぱい」だったというが、優勝が決まった瞬間に感情が込み上げ、涙を流す場面も見られた。

そんな小本選手がボディビル初挑戦に向けて最も取り組んできたのはケアの部分だと話す。

「今シーズンは鍼治療やジュラシック筋膜リリースなど、身体を回復させるという点を注力してきました。疲労管理などが特にうまくいったと思います」

「また、自分の場合は四肢、特に腕や脚の絞りに自信があります。お腹まわりや体幹はまだ甘さがありますが、サイドポーズなどでは質感の良さが出せたと思います。まだ1年目なので、これからはもっとポージングの精度を高めていきたいです」

近年のボディビル界は20代の若手選手の台頭が著しい。今回、大きなインパクトを残した小本選手も日本最高峰の舞台での活躍を狙っている。

「当面の目標は日本選手権でファイナリストの12人に入ることです。20代のうちに必ず達成したいと思っています。今シーズンに関しては、世界選手権への出場権が手に入ったので、サウジアラビアでの世界選手権に挑みたいです。日本代表になるのは昔からの憧れなので、その夢を叶えたいと思います」

小本進太郎選手

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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