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北海道の23歳・看護師がビキニで23歳以下の全国大会優勝!ハードな両立をこなしメリハリある肉体を作り上げる【筋トレ】

8月24日(日)、神奈川県・茅ヶ崎市民文化会館で『オールジャパンジュニアフィットネスチャンプオンシップス2025』が開催され、ビキニフィットネスの部では北海道で看護師として働く成田楓(なりた・かえで/23)選手が優勝を手にした。

【写真】看護師・成田楓選手のビキニステージフォト

成田選手は北海道出身。今年の北海道選手権では惜しくも2位となり、今大会までのわずか3週間で身体をさらに絞り込み、ステージングを磨いて再挑戦。ビキニフィットネス挑戦1年目にしてジュニア1位の栄冠に輝いた。

成田選手は普段、北海道で看護師として忙しく働いている。不規則な夜勤や日勤の中、トレーニング時間を確保するのは容易ではない。それでも「日勤の日は勤務前の朝にジムへ行きます。夜勤明けは一度寝てから夜にトレーニングをしています」と、仕事と競技を両立してきた。

その上で支えとなっているのは職場の理解だと話す。看護師長が成田さんのボディコンテストへの挑戦を理解し、シフトを調整してくれることが大きな後押しになっているという。

今シーズンからビキニフィットネスに挑戦している成田選手。なぜ挑戦の場としてビキニフィットネスを選んだのだろうか。

「女性らしさを残しつつ、筋肉のメリハリを表現できるのが魅力だと思います。ずっと、自然な筋肉美を表現できるビキニに憧れを持っていたんです」

また、仲間の存在も日々のモチベーションだと話す。「行かなかったら『今日来てないの?』と思われる環境が大事」と語るように、北海道のジム仲間やジムで作っているチームでの交流が、看護師というハードな職業と競技の高いレベルでの両立を支えているのだろう。

今後は世界選手権への挑戦も視野に入れているが、成田選手が本当に目指すものは結果だけではない。

「競技で勝ちたい気持ちはもちろんありますが、一番は観客の記憶に残るステージングをしたい。それがボディメイクをする上での私の最大の目標です」

成田楓選手

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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