10月12日(日)、江戸川総合文化センターにて『JBBFフィットネス・ジャパン・グランドチャンピオンシップス2025』が開催された。
本大会はビキニフィットネス、ボディフィットネス、メンズフィジークの無差別級の日本一を決める大会。ビキニフィットネスでは、安井友梨(やすい・ゆり/41)選手が優勝し、6連覇に輝いた。
「今回は10年間の感謝のステージと決めて、ここまで育てていただいた皆さんへ感謝を込めてステージに上がろうと。 ただそれだけで、勝ち負けとか関係なく、ただ10年分の感謝の気持ちを込めてステージに立ちました」
安井選手が本大会で着用したビキニは、本日、同カテゴリーで同じ舞台に立った長瀬陽子選手が考案。水色と濃いピンクの2トーンカラーの煌びやかなビニキで登場した。
また、今年は陸上競技を取り入れたことで、ポージングの安定や脚の強化につながったという安井選手。毎年新たな取り組みで成長を続けている。
「歳をとると、来年の方がもっと老けちゃうと思いがちですが、この競技のすごいところが来年のほうが絶対良くなれる、明日の方が間違いなく身体がよくなれると思えるからすごくいい人生になっています。そういう素晴らしい競技だよっていうのを皆さんに伝えたいです」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
取材・文:FITNESSLOVE編集部