マッスルゲート選手 コンテスト

「喉から心臓が出そう」白肌の27歳が笑顔でビキニデビュー! 仕事も効率アップでいいことづくめの筋トレ

初めての大会は「めっっっっちゃくちゃ緊張しました」。

マッスルゲートは、「誰でも出場可能なコンテスト」。4月6日、門真市民文化会館で行われたマッスルゲート大阪大会では杉本京香(すぎもと・きょうか/27)さんが大会デビューを果たし、ビキニフィットネス一般の部で4位入賞した。

【写真】しっかり鍛えた身体でビキニデビューした杉本京香さん

これまで特にスポーツ経験のなかった杉本さんは2年前、痩せる目的でジムに通い始めた。筋トレ方法をYouTubeで調べていくうちに、筋肉のかっこよさに気づいて筋トレをするようになったそうだ。

「最初は仕事と筋トレの両立が結構しんどかったです。19時に仕事が終わってジムに行って、睡眠時間も欲しいし……時間との戦いでした。ですが、続けるうちに習慣となり、ジムに行くのも日常の一つとなりました」

週5~6回、脚の日、背中の日、胸と肩の日の3分割で、1時間程度のトレーニング。筋トレを始めて8カ月経ったとき、YouTubeで大会の様子が目に入った。

「めちゃくちゃカッコよくて、私も一度ステージに立ってみたいな、と思いました。また、自分の身体が他の方から見てどう評価されるのか、ふと疑問に思ったのも大会へ出場するきっかけの一つでした」

「仕事で疲れて、濃いご飯をガッツリ食べたいのに我慢しないといけないのがめっちゃキツかった」という初めての減量を乗り越えて、大会にデビューした杉本さん。

「『喉から心臓が出そうになるとはこのことか!』と思いました。緊張感の大きさも、会場の雰囲気も、選手同士のコミュニケーションもすごくいい経験になりました。普段の日常生活では決して体験することのないシーンに私も加われたと思うと、すごくうれしかったです」

杉本さんにとって大会出場は大きな学びがあったようだ。

「『目標に向けて頑張り続ける』、当たり前のことですが、とても難しいことだと痛感しました。やり切った後の達成感はすごかったです」

「筋トレを始めてから、時間の使い方が工夫できるようになりました。はじめは仕事と筋トレとの両立の中で『時間が足りない』と思いましたが、うまく時間を使えるようになりました。また、集中力がアップしました。仕事も筋トレを始めてからの方が捗っていると思います。メンタルも強くなって前向きに物事を考えられるようになりました」

筋トレの習慣化に成功し、大会出場まで果たした杉本さん。ビキニフィットネス選手として今後の活躍が楽しみだ。

杉本京香さん

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:上村倫代

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス【身長別】3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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