元AmBitiousのメンバーであり、STARTO ENTERTAINMENT所属アイドルとして活躍していた吉川太郎(よしかわ・たろう)さんが、5月4日にアクトシティ浜松で開催された「マッスルゲート浜松大会」に出場。メンズフィジーク新人の部176cm超級で4位、ジュニア部門でも6位という素晴らしい成績を収めた。
吉川さんは、2025年3月31日をもってアイドル活動を終了。元ジャニーズという華やかな経歴を持ち、180cmの高身長に加え、パフォーマンス力と鍛え抜かれたボディを武器に、フィットネスの舞台に新たな挑戦を果たした。
今回吉川さんが出場した「メンズフィジーク新人の部176cm超級」は、マッスルゲートの中でも特にレベルが高く、筋肉のバランスやポージングの完成度が問われる激戦カテゴリー。その中で4位という結果は、筋トレキャラとして知られた吉川の実力を証明するものとなった。
吉川さんは出場の理由について、「自分の今の実力を確認したいという気持ちがあり出場を決めました。でもそれ以上に、これをきっかけにコンテストに興味を持って面白いと思ってくれる人が少しでも増えたらいいなという想いもありました」とコメント。
さらに、「約4ヶ月間の減量と調整をやり切った嬉しさと同時に、ここからが本番なんだという気持ちです。自分が今やれることはやり切った分、とても悔しいです」と、真摯な想いを語った。
ジャニーズ時代から鍛え抜かれたフィジカルと表現力で人々を魅了してきた吉川太郎。アイドルからフィジーク選手へと舞台を変えても、彼の“見せる力”は健在だ。今後のさらなる進化に注目が集まる。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:上村倫代