マッスルゲート選手 コンテスト

「この仕事をずっと続けたい!」と筋トレに励む39歳・幼稚園職員 Vシェイプを武器にボディコンテストで躍進

幼稚園での仕事と、現在11歳の息子さんの子育てとを両立する多忙な日々のなか、一昨年4月からボディメイクにも本格的に取り組んでいる染谷郁美(そめや・いくみ/39)さん。昨年9月に『マッスルゲート』初出場以来順調に戦歴を重ね、今年も東京ベイ大会(6月28日開催)ほか数々の大会で優勝の栄冠に輝いている。

【写真】引き締まったラインが印象的!染谷郁美さんのVシェイプ

染谷郁美さん(8月23日マッスルゲート千葉大会)

「大会初出場のきっかけは本当に些細なことだったんです。ジムでのトレーニング中に『大会に出るんですか?』と声をかけられたと何気なく息子に話したら、『かっこいい!出てよ!』と目を輝かせて(笑)。断っても『ビリでもいいから』『お願い!』と何度も何日も熱心に言われ続けて心が動き、相談したトレーナーさんにも背中を押していただいて、思い切って挑戦してみることにしました」

そして出場した千葉大会(昨年9月21日開催)で初優勝、「(息子は)大喜びでした!」と振り返る。

「『自慢のお母さんだよ!』って。以来『また大会に出て頑張ってほしい』と応援してくれていて、その言葉が挑戦を続ける私の大きな原動力になっています」

大会は日々のボディメイクの成果が確認できる絶好の機会でもある。

「最近、Vシェイプを褒めていただくことが増えました。トレーニングではラットプルダウン、ベントオーバーロウ、ワンハンドロウイングをバランスよく。加えて、呼吸トレーニングで腹横筋を意識することがウエストの引き締めに大きな効果があったとも実感しています」

また自分自身の身体や心と真剣に向き合う時間が増えた。

「これからも大会という舞台に立ち続け、自分自身を磨き、成長を重ねていきたい。そして何より息子にとってのかっこいいお母さんであり続けたい。私の挑戦が少しでも息子の心を動かすのなら、それ以上にうれしいことはありません」

今年複数の大会で順調に優勝を重ねている染谷さん。各大会の上位者が集い戦うゴールドジムジャパンカップに向けては「今年こそ!」という想いがある。

「昨年初めてジャパンカップに出場しましたが、実力不足に加え、会場の雰囲気に圧倒され緊張してしまい、自分らしくステージを楽しむことができなかったことが心残りでした。この経験を糧にもう一度ジャパンカップのステージに立つことを目標にしてきました」

そう闘志を燃やす一方で、長期的な観点からもまたトレーニングの重要性を認識、楽しんでもいる。

「幼稚園で職員として働いています。先生方や子どもたちと過ごす日々はとても楽しく充実していて、心底この仕事が好きだと感じています。ただこの仕事は体力が求められる場面も多く、子どもたちと元気に関わり続けるには、自分自身の健康管理が欠かせません。長く働き続けるためにも今後もトレーニングに励み、体力づくりを継続していきたいと思っています」

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:大塚真奈美 撮影:中島康介、中原義史

執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。

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