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YouTuberに憧れて出始めたフィジーク大会!肩の張り出しを見つめ直した北陸大会からの1カ月 マスキュラーフィジーク全国大会優勝

「優勝するつもりで身体を作ってきました。強敵だらけだったんですけど、優勝できて、ホッとしています」

そう話してくれたのは、12月20日(土)に東京都品川区で行われたマッスルゲート実行委員会主催大会『マッスルゲート』の全国大会『ゴールドジムジャパンカップ』1日目、マスキュラーフィジークで優勝した岩井柾讓(いわい・まさのり/27)さんだ。

【写真】岩井柾讓さんの逆三角形が映えるフロントポーズを含む5枚

岩井柾讓さん

きっかけはYouTube

「大学時代に観た筋肉系YouTuberの方たちの身体がすごくかっこよくて、憧れて。どうしてこんなかっこいい身体しているんだろうと色々調べていたところ、マスキュラーフィジークっていう種目を知りました」

つまりYouTubeが全国大会のチャンピオンを生んだことになる。

「20歳から本格的にトレーニングを始めました。ちょうど大学にトレーニングジムもあって。1年くらいの間は、筋肉を増量させてから大会に出ようと思って、筋トレしてきました。なので、2019年から大会に出始めた感じです」

トレーニング開始時から大会出場を考えていたとのことだったが、2020年、2021年はコロナ禍で大会もあまりなく、その期間は、地道なトレーニングを重ねていった。2022年からは、毎年大会に出場。そして、2025年11月の北陸大会で優勝し、『ゴールドジムジャパンカップ』への道を切り開いた。

「北陸大会では、直前に風邪を引いて、39℃まで熱を出してしまって。ピーキングルーティンがうまくこなせず、肩の張り出し感がイマイチになってしまっていたなと。北陸大会終了から約1カ月しかなかったので、主に、ポージングに落とし込めるようなレイズ系の筋トレメニューを突きつめてトレーニングしてきました」

1カ月という短い時間のなかでも、自分の弱点を冷静に分析。とことん自分自身を追いこんでいく。準備期間の短さに慌ててしまいそうな状況だが、冷静に自分の課題と向き合ってきたそうだ。冷静に考えられた根拠は何だったのだろうか。

「北陸大会から『ゴールドジムジャパンカップ』まで、週に1回肩を鍛えていけると、4回はトレーニングできるなと思って。栄養面やカロリー面の調整だったり、仕事とトレーニングとのバランスだったりは、もう慣れているんで。特に不安もなく順調でした」

『ゴールドジムジャパンカップ』までの残りの時間を逆算し、課題克服のメニューを作成。そこに、トレーニングや栄養管理の習慣化という、岩井さんが積み重ねてきた地道な努力に裏打ちされた冷静さだった。

「大会当日の今日もパンプアップとかできることをたくさん行って、審査に挑みました。結果、優勝できて、一安心しています」

マッスルゲートからJBBFへ

大会当日もできることをすべて行い、『ゴールドジムジャパンカップ』で優勝という素晴らしい成績を残した岩井さん。2026年はどのようなことにチャレンジしていこうと考えているのか。

「もう、明確に決めていまして。JBBFの主催大会に、積極に出ていこうと思っています。『SPORTEC CUP 2026』や『日本クラシックフィジーク選手権大会』といった、ちょっと背伸びした大会に積極的にチャレンジしていこうかなと思っています」

憧れから始まった岩井さんのトレーニー人生。2025年を締めくくる『ゴールドジムジャパンカップ』のマスキュラーフィジーク王者となり、ここからは多くのトレーニーの憧れとして活躍していくことだろう。今後の活躍も注目していきたい。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:田島 悠
フリーランスのライター。元高校数学教師の経験を活かし、教育・サブカル・旅行系記事の執筆・取材・インタビュー、学校教材の校正・校閲を専門としている。東京都在住。

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取材・文:田島悠 撮影:北岡一浩

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