2月28日(土)、大阪の高槻城公園芸術劇場で開催された『マッスルゲート大阪高槻大会』。マッスルゲートは、株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催の”誰でも出場可能なボディコンテスト”だ。全国各地で年間20大会以上を開催しているが、2026年の一発目のマッスルゲートである大阪高槻大会のウーマンズウェルネス部門に出場して優勝したのは、歯科医師として働く井畑千穂(いはた・ちほ/29)さんだ。
【写真】井畑千穂さんのヒップラインが際立つウェルネスのバックポーズ(ステージ写真6枚)
幼少期から見た目をからかわれ、「いじめられるほどだった」という井畑さん。そんな自分を変えたいと思いボディメイクにのめり込み、2年以上トレーニングを継続してきた。今回のステージで「絞り以外は、今出せる実力を出せたと思います」と振り返る井畑さんが、忙しい仕事と両立しながら身体を変えていった工夫を聞いた。
井畑さんが出場したウーマンズウェルネスは、特に脚やお尻に筋量が必要なカテゴリーである。井畑さんは身長158cmで、オフは54kg。オンは45kgを目標にしていたが、「今回到達できてないです」と正直に話す。それでも「写真を比べると身体が変わってきたなーと思えました」と、積み重ねが形になってきた実感は確かにあるようだ。
仕事中は仕事、ジムではジム。切り替えが継続のコツ
井畑さんは、継続の土台にあるのは“気持ちの切り替え”だという。
「仕事のときにトレーニングのことは考えないようにして、逆にトレーニングのときは仕事のことは考えないようにしてます。また忙しくても体調が悪くなければ仕事終わりにジムへ行くように決めてます」
歯科医師の仕事は集中力が必要で、気も張りやすい。だからこそ、頭の中を混ぜない。オンとオフをはっきり分けることで、どちらも中途半端にならないように心がけているようだ。
井端さんが食事で意識しているのは、”小麦粉や揚げ物を避ける”ということ。
「和食が多いです。焼き魚、味噌汁、ご飯、刺身とかですね。和食を選ぶと自然と小麦を避けることができるのでとても便利だと思います」
和食は、主食(ご飯)・主菜(魚)・汁物(味噌汁)で構成しやすく、脂質が増えやすい揚げ物や、小麦中心のメニューを自然に避けやすい。結果として、食事の選択が迷いにくくなるのもメリットだ。
身体が変化したことで、周囲の反応も変わったという井畑さん。印象に残っているのは、過去に体型をいじっていた人たちからの言葉だという。
「太ってることをイジってた人たちが『痩せたね』って言ってきたんです。それが自分の中ですごく印象に残ってます」
井畑さんにとってのマッスルゲート出場は”ダイエットの目標として”。競技で勝つことだけが目的ではなく、変わりたい自分に期限をつけるための挑戦だった。
井畑さんは今回の大会を終えて、「絞り以外は今の出せる実力を出せた」と整理し、すでに次を見ている。
「5月にまたコンテストに出場しようと思っています。そこに向けてまた絞りを頑張るので見守っていただけるとうれしいです!」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。











