マッスルゲート選手 コンテスト

“極太脚”で魅せる39歳 日本一に輝いたレギンス競技からウェルネスへ 理想を追い求めるチャレンジの重要性

何か新しいことに挑戦したいと思っても、痛みや不安、準備不足を理由に立ち止まってしまう人は多いはず。だが、完璧な状態を待たずに一歩を踏み出している人もいる。ボディコンテスト『マッスルゲート』のウーマンズレギンスフィットネスで日本一の結果を残しながら、より筋肉量の求められるウェルネスカテゴリーへ挑戦をする小野友美(おの・ともみ/39)さんの姿からは、現状にとどまるのではなく、自分の理想に向かって挑戦することの重要性が伝わってくる。

【写真】小野友美さんのボリューム満点なヒップと脚の筋肉(全身ステージ写真7枚)

2025年の『ゴールドジムジャパンカップ』で、ウーマンズレギンスフィットネス163cm以下級優勝、ウーマンズウェルネス5位入賞を果たした小野さん。結果だけを見れば、十分に実りあるシーズンだったと言える。

だが、小野さんはそこで立ち止まらなかった。2カテゴリーに挑んだ昨季を振り返り、「レギンスフィットネスとウェルネスの2カテゴリーに挑戦したことで、それぞれに特化した仕上がりには少し届かなかった感覚があります」と感じたという。

レギンスフィットネスでは日本一に輝きながらも、2026年以降はウェルネスを主戦場に挑戦していく小野さん。

「脚がもともと少し大きめだったというのもありますし、ウェルネスの優雅でカッコいい雰囲気が自分に合っているなと思いました」

一度結果を出したカテゴリーにとどまるのではなく、自分が惹かれる方向へ進む。その選択そのものが、小野さんにとって新たな挑戦だった。

チャレンジの重要性

昨年3月頃からは、ウェルネスに向けて本格的に下半身強化をスタート。だが、トレーニング強度を上げる中でハムストリングの怪我も経験したという。立ったり座ったりといった日常動作にも支障があり、トレーニング中も種目によっては痛みが出る状態だった。

それでも、小野さんは身体づくり、特に脚への注力を止めなかった。

「脚トレはやっぱり休めなかったので、その中でもできる範囲の強度でトレーニングしてました」

無理を押し通すのではなく、できる形を探しながら続ける。完璧な状態を待つのではなく、今できる一歩を積み重ねる。その姿勢が、全国の舞台でウェルネス5位入賞につながったのだろう。

小野さんが強化してきたのは、やはりウェルネスで武器になる脚だ。特に太腿の強化を重視し、レッグエクステンションを継続的に注力。さらにレッグプレス、スクワット、デッドリフトなども取り入れながら、今後も脚の表裏を分けた週2回のトレーニングを続けていくという。

今年はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)挑戦も視野に入れている。ただ、マッスルゲートとは違い、ヘアメイクの準備など、まだ不安もあるという。それでも、「そろそろ決断しないとなとは思ってます」と話す。

過去の取材で小野さんは、「とにかく大会に興味があれば、出てみてほしいです。出てみるというチャレンジは、是非してほしいと思います」と語っている。この言葉は、ボディコンテストに限った話ではないはずだ。

年齢や経験、準備不足、不安。挑戦をためらう理由はいくつもある。だが本当に理想とする姿があるならば、今すぐ一歩目を踏み出す勇気も大事だ。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

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