マッスルゲート選手 コンテスト

外食は断らず飲酒もする46歳経営者がコンテストで2冠達成「3人の娘たちがかっこいいと言ってくれるのがモチベーションです」

2026年9月22日、『マッスルゲート奈良かしはら大会』が奈良県橿原文化会館で開催され、ドレスカテゴリーのドリームモデルでは、163cm以下級と40歳以上50歳未満の部で河原さおり(かわはら・さおり/46)さんが2冠を達成した。

【写真】河原さおりさんの発達した背中

河原さおりさん

河原さんは9年前からアパートメントホテルの経営をしており、20歳、中学2年、中学1年、3人の娘がいる。ボディコンテストに出場する友人の応援に行って興味を持ったことと、ジムでアルバイトをしている長女の後押しもあって、河原さんもコンテストに出場することにしたそうだ。

「それまでは10日に1度のパーソナルトレーニングだけでしたが、今年からは、平均して週2、3回30分~1時間、多いときには週5回ジムに行くようになりました。2週間に1回はパーソナルも受けています。最初は部位を分けてトレーニングしていましたが、今は脚がメインの日に軽く上半身をしたり、上半身がメインの日に下半身も少し入れたりしています」

7月の大阪大会では、上半身、特に背中を強化していた。

「ラットプルダウンとシーテッドロウをちょっと重いくらいの重量で18回3セット~5セット、3カ月くらい続けると、やりすぎでバキバキになってしまいました。学生時代水泳部だったこともあり、背中が発達しやすかったようです。ハードに見えすぎたとフィードバックをいただきました」

今大会に向けては上半身のトレーニングを適度に調整し、現在はビキニカテゴリーを見据えて、お尻と脚を強化中だそうだ。

「ゴルフで腰を痛めてから、フリーウエイトが苦手です。アウターサイとインナーサイをしたあと、スミスマシンでスクワット、ブルガリアンスクワットを組み合わせ、しんどくなるまでやっています」

食事は朝昼固定、外食も断らない

河原さんは、朝と昼の食事を固定している。朝はプロテイン、青汁、コラーゲンの粉、ファイバーを入れて飲む。高たんぱくヨーグルトにはキヌア、はちみつ、ブルーベリー、キウイを加え、コーヒーにはMCTオイルを入れる。お昼は無水カレー。玄米に黒米、大麦を混ぜたものを冷凍ストックしてあるそうだ。夜は身体によさそうなものを自由に食べている。

「会食も多いですが、大会を理由に断わることはせず、お酒も飲みます。会食をしたときは身体が浮腫むし、内臓に良くないことをしているので、翌日は消化のいいものを食べるようにしています。普段から食物繊維多めで、腸活に取り組み、食前に酢キャベツを食べるなどして、代謝しやすい身体づくりをしています」

「経営していると、勤めていたときとは違う悩みがありますが、大会に出場することで身体も心も鍛えられるのを実感しています」、河原さんは言う。

「人と比べてどうこうではなく、前回の自分に勝てることがうれしいです。娘たちは3人とも、『ママは仕事も大会も頑張ってかっこいい』と言ってくれて、それが自分のモチベーションを保ち、やる気につながっています。次の大会のためにトレーニングをがんばろう、トレーニングをがんばるなら仕事もがんばろう、と思うようになりました」

河原さんの、誰かと比べるのではなく「前回の自分超え」を目標にしている姿勢は、ボディメイクだけでなく、仕事や日々の生活にも通じる。前回より少しでも前進することが、大きな変化や自信につながっていくのかもしれない。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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