9月20日(日)にアクロス福岡で開催された「マッスルゲート福岡大会」。ボディフィットネス一般の部で2位に入賞したのは、吉富春代(よしとみ・はるよ/54)さん。158cmの身体を磨き続け、今大会で見事表彰台に立った。
【写真】引き締まったボディでポージングを決める吉富 春代さん

吉富さんは、引き締まった身体を目指してトレーニングを始めたという。
「洋服やファッションがとても好きで、年齢を重ねてもカッコ良く洋服を着てファッションを楽しみたい。いつまでも好きなスタイルで出かけたい。そんな想いで、引き締まった身体になりたくて、まずは家トレーニングから始めて、ジムに通うようになりました」
そして、ジムに通う中で、本格的に身体づくりに向き合うようになったのだ。
「ジムでただトレーニングを軽めに可もなく不可もなく続ける中で、大会を目指して本気でトレーニングを始めることで、自分がどれだけの身体になれるか試してみたかったんです」
大会を目指して身体づくりを続ける中では、思うようにいかないこともあった。
「バランスの取れた筋肉をつけようと努力しても、その通りに筋肉が付くとは限らないということは、トレーニングして減量してみないと分からないことでした」
初めて減量してウェルネスの大会に挑戦した際には、カテゴリーと身体のバランスが分からず、痩せすぎてしまった。2回目は反対に絞りが甘くなり、トレーニングも思うようにできなかったという。
「トレーニングして減量してを繰り返して経験することが、ボディメイクの秘訣だと思いました。ボディメイクに近道などないと思いました」
こうした経験を重ねる中で、食事への向き合い方も変化した。
「自分の身体をつくるものは食べ物とトレーニング。自分の身体にどんな食べ物を選択することが大事なのかが身に付いてきました」
現在は食品表示をチェックし、栄養価を考えて食事を取ることが習慣になっている。
今大会に向けた減量では、トレーニング日は白米を1日400g、オフ日は300gを目安にし、タンパク質を意識して摂取。脂質を抑え、野菜も多く取り入れた。鶏肉や魚介類はノンフライヤーやグリル、せいろなどを活用している。
背中や腕を武器に、弱点と向き合う
吉富さんは、背筋、腹筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋を得意部位としている。
「得意部位については、効率よく最大ストレッチできる筋トレをしていると思っています。弱点については、これまで以上に強化していくトレーニングを実践していきたいです」
また、身体づくりの中で特にこだわっているのが殿部だ。
「ボディメイクにおいて、殿筋は女子としては大事なポイントだと思っています。減量すると、しぼんだ座布団のようなお尻になるのは嫌なので……」
ブルガリアンスクワットでは、高重量を扱いながら、狙った部位に負荷を最大限かけられるフォームを意識しているという。
今大会では2位に入賞したものの、吉富さんは悔しさを口にする。
「率直に申し上げて、とても悔しいです。しかし、負けは負け。求められる審査基準への理解についても、もう少しブラッシュアップして勉強し直します。また来年に向けてトレーニングに精進します」
悔しさを次の挑戦につなげ、来年に向けてさらに身体を磨いていく。
「これからの課題は、今年の自分の身体より来年の身体がさらにインプルーブした身体になることです。全身強化したいです!」
54歳から本格的な身体づくりに挑戦し、失敗と修正を繰り返しながら、自分自身の理想を追い続けてきた吉富さん。
『ボディメイクに近道はない』。
その言葉の通り、思うようにいかない時も試行錯誤を重ね、自分に合う方法を見つけながら続けていくことが、身体づくりには欠かせない。
年齢や結果だけにとらわれず、「もっと変わりたい」「挑戦してみたい」と思ったときに、まずは一歩踏み出してみる。吉富さんの挑戦は、そんな小さな一歩の積み重ねが、自分自身の可能性を広げていくことを教えてくれている。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
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取材:佐藤佑樹 撮影:西山稔夏










