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サマスタPROデビュー戦でいきなりグランプリ獲得の26歳 「私の脚トレには誰も付いてこれません!」

堤一志さん7月28日(日)、ひの煉瓦ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 東京予選』が開催され、堤一志(つつみ・かずし / 26)さんがクラシックフィジーク部門でグランプリを獲得した。これにより堤さんは、同日開催の『SUMMER STYLE AWARD JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』への出場権を獲得し、同部門で出場。いきなりのPROデビューにも関わらず、グランプリを獲得し会場を驚かせた。

【写真】堤一志さんの「限界突破トレーニング」で作りあげた脚

堤さんの快進撃は止まらない。『SUMMER STYLE AWARD JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』の出場権を昨年時点で獲得していたフィジーク部門でも準グランプリに輝いたのだ。

「2023年9月にサマスタには初出場させていただいたのですが、ありがたいことにその大会でフィジーク部門はPROカードを頂きました。今回はPRO選手となって以降初の大会でしたが、グランプリまで頂くことができ、嬉しく思います」

すでにフィジーク部門でPROカードを獲得していたにも関わらず、クラシックフィジークへの出場も並行させた堤さん。普通であれば無謀とも言っても過言ではない2部門エントリーの裏には、堤さんなりの挑戦があった。

「実は、2022年に開催された"ゴールドジムジャパンカップ"という他団体の大会でフィジークとクラシックフィジークの2部門に出場し2冠達成をさせていただいた経験がありまして。そこで日本一を取れたので、今度はサマスタでも2部門制覇を目指したいと思い、今回の挑戦を決意しました」

2部門に出場し勝利をもぎ取るための努力は欠かさなかった。

「フィジーク部門では腕と胸の上部の強化に努めました。私は手足が長く、肩幅も広めの骨格であるため筋肉が薄く見えやすくて。胸はインクラインダンベルプレスで高重量を扱いつつ、インクラインベンチプレスやペクトラルフライで上部の強化に励みました。腕はバーベルカールで高重量を扱い、スミスマシンでデクライン気味に設定したナローベンチプレスやストレッチ系の種目で作り込みました」

クラシックフィジークに向けては脚の強化に励んだという堤さん。トレーニングの様子を見た人からは「気迫が凄い」と言われるほど身体をいじめ抜いたという。

「脚トレはカットを出すためにレッグエクステンション、さらにはハックスクワットで脚全体のサイズアップを図りました。時々、トレーニング仲間と共に練習をする日もありましたが、私と同じメニューを他の人が行うと吐いてしまうほどでした。それだけ限界を超えるトレーニングをこなしてきた自信はあります」

「今後は来年に向けてさらなるバルクアップを目指したい」と意気込む堤さん。さらなる進化を遂げ、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるに違いない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

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