9月7日(土)、 高崎市文化会館にて元俳優・タレントの金子賢さんが創設をしたフィットネスコンテスト『SUMMER STYLE AWARD 群馬予選』が開催され、中川理那(なかがわ・りな / 25)さんがビキニモデル部門ショートクラスで優勝を果たした。トレーニングをしっかりしている中でも女性らしくバランスの取れたスタイルが求められるこの部門。身長161cm以上の女性で競われる同クラスで結果を残した中川さんは、同部門で各クラスを制した優勝者で競われるオーバーオールでも優勝。正真正銘の群馬県女王となった。
「トレーニングは2年ほど前から始めました。それまで無趣味であった私に知人からパーソナルトレーニングを勧められて。運動習慣とかっこいい身体への憧れもあり、筋トレを始めました。そうするうちに、せっかくトレーニングをするのなら目標がほしいと感じるようになって。大会出場で勝てるように頑張ろうと決心したんです」
バルクアップに苦手意識があり、上半身の細さが課題であった中川さん。今大会は、トレーニング量のみならず、食事量の意識改革も行ったという。
「筋トレは週4日程度行い、筋肉を作り込んできました。食事に関しては制限をするというよりも、頑張って食べる意識を最後まで持ちましたね。この甲斐もあってか、元々強みであったアウトラインがさらに良くなった感覚があります。身体のバランスが整うだけでこれだけの変化を感じられるのは新たな発見にもなりました」
地道な努力で大会でも結果を残した中川さんだが、会社2社を営む敏腕経営者としての顔も持っているというのだ。超多忙な日々で、どのように筋トレの時間を確保していたのだろう。
「多忙な日々を苦痛に感じることはありませんでした。トレーニングはスキマ時間をぬって取り組んできましたね。固定した時間帯ではあえて行わず、朝や夜、その日のスケジュールに合わせて活動することが多かったです。私は筋トレをすることで活力が上がる感覚が凄くあって。集中力アップにも繋がるため、トレーニングは仕事にも良い影響を与えてくれているんです」
そんな中川さんが実感する筋トレの魅力とは。
「見た目はもちろんのこと、心まで健康でいられることがなによりも魅力だと思います。いつまでも若々しくいられるのは良いことですよね。これからも美しく、かっこいい女性であり続けたいです!」
【SUMMER STYLE AWARDアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
文:池田光咲 撮影:夏目英明
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