サマスタ選手 コンテスト

自慢の「桃尻」で魅せる24歳・看護師 「付き合っていた彼氏に裏切られ…」見返すために筋トレ開始「メンタルも強くなった」

「当時付き合ってた彼氏に裏切られて、どうしても見返したくて。悔しくて、自分を変えようと決めました」

こんなエピソードから筋トレを始めたのが、サマースタイルアワード(以下サマスタ)のビューティーフィットネスモデル部門で活躍する眞治美香(しんじ・みか/24)さんだ。普段は看護師として働きながら、忙しい日常の合間を縫ってトレーニングに励んでいる。

【写真】眞治美香さんの丸みのあるお尻

身長は150cmと小柄ながら、引き締まり洗練されたボディライン、丸く引き上がったお尻、そして明るい笑顔で存在感を発揮し、見事サマスタの舞台で優勝した。

「ジムでトレーニングしていたとき、女性のスタッフさんに『きれいですね』って声をかけてもらって……。さらに『よかったら一緒に働きませんか?』とも言われて。その言葉が、本当にうれしくて、今でも鮮明に覚えています」

トレーニングを続ける中で、努力が認められた瞬間だった。筋トレはただ身体を変えるだけではない。自信を取り戻し、自分自身を好きになれる手段でもある。

「トレーニングをはじめたきっかけは、当時付き合ってた彼氏に裏切られて、どうしても見返したくて。悔しくて、悔しくて仕方がなかったです。でもこのままじゃいけないと思って、自分を変えようと決めました。最初は見返してやりたいって気持ちから始めたけど、今は自分のためにトレーニングしてます。身体だけじゃなく、メンタルも強くなったと思います」

夜勤もある看護師の仕事とトレーニングを両立するのは簡単ではない。それでも続けることができたのは、身体づくりを通して得られる『自分を認める感覚』があったから。

眞治さんの得意部位は、お尻。ヒップリフトでは60kgを使用し、「回数は決めず、限界まで。上げたときに3秒止めて、反動で動かないようにしています」と、効かせる意識を徹底している。

「お尻って、ただ重さを扱えば育つわけじゃなくて、『効かせる意識』がすごく大事だと思います。ゆっくり、丁寧に動かすことを大切にしてます」

一方で、苦手意識があるのは背中。

「右の肩甲骨が硬くて、右側だけ入りにくいんです。だから背中の日は、ストレッチを入念にして、まずラットプルダウンで丁寧に刺激を入れるところから始めてます。その後はパーソナルトレーニングでトレーナーの方に見てもらいながら、フォームを確認してしっかり鍛えています」

「トレーニングって、自分のために時間を使えるとても大事な行為だと思うんです。最初は小さな一歩でも、続けることで変わっていく。私はそれを身をもって実感しました」

忙しくても、自分に自信がなくても、何かを変えたいと願う人にとって、筋トレは大きな味方になるのかもしれない。

眞治美香さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 写真提供:眞治美香

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