サマスタ選手 コンテスト

ビキニ・モノキニ・ドレスでVの45歳 「気分が乗らない日はすぐにジムを出る」無理しないボディメイク

5月31日(土)、ボディコンテスト団体のサマースタイルアワードとマッスルゲートが初のコラボコンテスト『マスターズカップ』を開催。このコンテストは文字通り40歳以上のマスターズ世代限定のコンテストである。

そこでビキニモデル・ドレス・ビューティーフィットネスモデルの3部門に挑戦し、見事3冠を達成したのは山内やよい(やまのうち・やよい/45)さんだ。若い選手たちと肩を並べる日々のなかで山内さんが大切にしているのは、「無理をしない」「楽しむ」「見られ方を意識する」という3つの習慣。ストイックさだけでは続かない、年齢にとらわれない身体づくりのコツを聞いた。

【写真】山内やよいさんの妖艶なビキニ&ドレス姿

45歳でも身体は変わる。「がんばりすぎない美ボディ習慣」

「若い子と戦うのは、正直きついですよ。でも、マスターズ世代こそ“変われる自分”を見せていくべきだと思うんです」。45歳でも20代の若い選手たちと競い合う山内さんは言う。

山内さんはもともと筋トレが嫌いだったが、体重が増加しダイエット目的でスポーツクラブへ。陸上経験者という下地もあり、一度スイッチが入るとのめり込み、自然と大会を目指すようになった。

「でも、気分が乗らない日は無理しません。行っても10回やったら帰る、そんな日もあります。がんばりすぎないことが、長く続けるコツなんです」

また「ポージングは筋トレになる」ということも山内さんは力説する。全身の筋肉を使い、収縮とコントロールを意識することで、姿勢や身体の見え方が変わる。なにより「美しく見せたい」という気持ちが、身体の内側を変えていく。

「普段の歩き方や指先の意識だけでも変わります。電車のつり革をしなやかな動作で持つようににするだけで、日常にスイッチが入るんですよ」。山内さんは普段からステージでウォーキングをするように歩き、振る舞う。日常生活そのものが大会への練習になっているのだ。

山内さんは自身が感覚派トレーニーであることを自覚しつつも、最近では理論的なトレーニングも学んでいるという。担当トレーナーさんの分かりやすい指導を受け、「なんとなく」ではなく「根拠ある身体づくり」を意識するようになったと話す。

「感覚と理論、両方があるからこそ自信につながる。自分に合ったペースでいいんです」

毎日筋トレをする必要もないし、徹底的に食事管理をする必要もない。無理をしすぎない姿勢が“心も身体も”健康に近づけてくれる。

山内やよいさん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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