サマスタ選手 コンテスト

41歳・グルメインフルエンサーが美食とボディコンテストを両立「大会後、鰻2尾と白米500g食べた」【筋トレ】

「美味しいものを食べることが本当に大好きで、生活と切り離せないですね」

Instagramに並ぶのは華やかな食事風景。加藤柚花(かとう・ゆか/41)さんは、グルメ系インフルエンサーとして 1.7万人のフォロワーを魅了する一方、エイジレスな肉体美を作り上げモデルやパーソナルトレーナーと幅広く活躍する。

【写真】加藤柚花さんのなめらかな曲線ボディ

ボディコンテストにも数多く出場し、6月14日(土)に開催された『サマースタイルアワード名古屋予選』では、ビキニモデル部門マスターズクラス(37歳以上)で2位を獲得した。

美食とボディメイク。この一見、両立困難なジャンルを共存させる生活の秘訣に迫った。

食べたら動く! グルメとボディメイクを両立させるハイボリュームトレーニング

美食家であるだけでなく、「かなりの大食い」を自認し、大会後には鰻2尾と白米500gを平らげたという。

「食事を楽しむ生活をしながら、プロ選手になるのが私の目標です。そのため、食べた分はしっかり動くようにしています」

週5~6日の筋トレに加え、傾斜マックスのトレッドミルでの有酸素運動や低酸素トレーニングなど、ハードな運動を日々欠かさない。

「元々トレーニングが大好きで、トレーニングをするためにフリーランスという働き方を選びました。高重量を求めていた時期に身体を痛めてしまった経験から、解剖学に基づいた適切なフォームを学んだことで、ハードでも身体に無理のないトレーニングを続けられています」

高いトレーニング熱が支える活発な消費活動が、美食との両立の根幹だ。また、運動だけではなく、日常生活のなかでもボディメイクに取り組む。

「くびれづくりのために、ドローイングを習慣化しています。寝る前や仕事の合間、電車の中でも思い立ったときに実践しています」

腸内環境と心身のトータルケアでトレーニングの質を高める

コンテストに向けての減量中でも女性らしい肉感を保つために、脂質を極端に減らさないよう意識しているという。

「サーモン、卵、納豆といった良質な脂質を積極的に摂取することで、ホルモンバランスを崩さないダイエットを心がけています」

栄養については、摂取だけでなく吸収面も重視。腸内環境の整備を欠かさない。

「酵素玄米などの発酵食品を積極的に摂取するほか、腸揉みの資格も取得して実践し、内側からも外側からも整えるようにしています。悩みだった便秘がちな体質が改善されました」

その他、酵素風呂や岩盤浴、筋膜リリースで自律神経や身体を総合的にケア。こうしたトータルで心身を整える習慣が、美容だけでなくトレーニングの成果も最大化してくれるという。

加藤さんが次に目指すのは、9月20日(土)の同大会『東海帝王予選』での優勝、プロ選手の契約権獲得だ。従来のコンペティターのストイックな食生活とは一線を画す加藤さんの挑戦は、ボディメイクに新たな可能性を見出させてくれる。

加藤柚花さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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