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ヘアメイクアーティストが作り上げた“3Dヒップボディ” 「たまにパフェが食べたくなって泣きそうになります(笑)」【筋トレ】

7月19日(土)に大阪の堺市産業振興センターにて『サマースタイルアワード(以下サマスタ)大阪予選&ROOKIE CHALLENGE CUP 大阪予選』が開催された。

ROOKIE CHALLENGE CUPは優勝未経験者が対象であり、初めて大会に出場する方やステップアップしたい方に向けたビギナー向けの大会だ。優勝未経験とあるが、近年レベルが上がっており今回も白熱したステージが見られた。そんな中、ルーキービキニモデル部門で3位、そして本戦のビキニモデルショート部門でも3位入賞を果たしたのが川端由起(かわばた・ゆき/36)さんだ。普段はフリーランスでヘアメイクアーティストとして仕事をしている川端さんだが、大会に出場したきっかけは、筋トレYoutuberである『なぎちゃぴ』さんの動画を見たことがきっかけだった。

【写真】川端由起さんの3Dヒップ際立つビキニボディ

“身体の変化”が筋トレのモチベーション!

「去年、なぎちゃぴさんに出会えるイベントに参加したんです。ずっと映像で見ていた方に会えてすごくうれしかったです。生で見ると本当にカッコ良くて、『私もあんな風になりたい!』って思ったんです。それが出場を決めたきっかけでした」

そのイベントでは、今回のサマスタで審査員を務める千原由理奈さんも参加しており、ボディメイクに取り組む女性たちの姿により心を動かされたという。

「当初はなぎちゃぴさんが出場していたNABBA(イギリス発祥の世界的なボディビル・フィットネス競技団体)に出場しようかと思ったのですが、レベルが高くてどうしようかと思っていたんです。そこで由理奈さんが出場しているサマスタなら、大会出場が初めての方向けのカテゴリーもあると知って挑戦してみました。ポージングも由理奈さんにたくさん教えていただいていつしか師匠のような存在になりました。今回の大会で3位になったときにメダルを由理奈さんにかけていただいて、本当にうれしかったです。年齢は10個も年下だけど、お母さんのような温もりを感じました(笑)」

実は川端さん、筋トレ歴は長い。昔から身体を動かすことが好きだったようで、こんな思い出を話してくれた。

「昔、新体操のアニメが放送されていたんです。そのアニメを見て『私もバク転したい!』『トレーニングやってみたい!』って思うような子どもでした。その影響で腕立て伏せを50回やってみたりしていたので、トレーニング自体は抵抗がなかったですね」

今回はコンテスト出場に向けてパーソナルジムに通い始めて本格的にトレーニングに取り組んだ。筋トレは習慣の延長線上にあり無理なくできたそうだが、初めての減量はどうだったのだろう?

「実は減量もそこまできつくなかったんです。身体が変わっていくことがとにかく楽しくて、モチベーションがどんどん上がっていきました。周りの人にも『いつも楽しそうやね』ってよく言われていました。もちろん、たまにパフェが食べたくなって泣きそうになる日はありましたけど……(笑)」

もともと筋トレの下地があり、筋肉量も豊富な川端さん。今後は当初の目標のNABBA出場に向けて始動していく予定だという。

「どうせやるなら、もっと筋肉をつけて、腹筋もバキバキに割れたカッコ良い身体を目指したいです!」

楽しみながら身体を変える川端さんは、きっと次なる挑戦も笑顔で彩られていくだろう。

川端由起さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:柳瀬康宏 写真撮影:岡 暁

執筆者:柳瀬康宏
『IRONMAN』『月刊ボディビルディング』『FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格:NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動。2019年よりJBBFやマッスルゲートを中心に、毎年ボディコンテストに挑戦中。

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