「大会挑戦3年目で、ビキニモデル部門では長らく2位止まりでしたが、ようやく優勝することができました」
9月20日(土)に愛知県で開催された『サマースタイルアワード2025東海帝王』にて、フィットネスインフルエンサー・アパレル店長の大島里歩(おおしま・りほ/28)さんが、2冠を達成した。
【写真】くびれと美脚が際立つ大島里歩さんのモノキニ&ビキニ姿
大島さんは175cmの長身にウエスト56cmで魅せるくびれ、真っすぐな美脚が際立つプロポーションで会場を魅了。審査基準の異なるビキニモデル部門(ビキニ姿で女性らしく鍛えられた肉体を競う)と、初挑戦のビューティーフィットネスモデル部門(モノキニビキニでシャープなボディラインを競う)ともに、身長無差別のオーバーオール優勝を果たした。勝利を掴んだ要因となったのは、新しいトレーニング法への着手だった。
多忙な中での進化 恋人とのペアトレーニングが鍵
「大会挑戦の環境としてはかつてない多忙」と出場までを振り返るなかで挙げた進化の要因は、半年前から始めた「コンペティターの恋人との週5回のペアトレーニング」だ。
大島さんは今年の7月に、名古屋市大須にオープンしたオリジナルカスタムキャップ店『Henim』の店長に就任。店舗のTikTok動画は56万回再生を記録し、全国的な集客力が話題となり、名古屋テレビ『ドデスカ+』でも新名所として取り上げられた。ペアトレーニングを導入したことで、店舗設立から運営まで息をつく暇もない環境でも、トレーニングの質が向上し、アウトラインの強化につながったという。
「補助を受けることで今までは扱えなかった重量で、さらに粘れるようになったことが、筋肥大に効果的だったと思います。また、男性の使用重量を補助するだけでもトレーニングになるので、今までの2倍ほど筋肉を使っている感覚があります」
日本大会へ 悔いなき挑戦を誓う
「結果はうれしいですが、環境への不慣れからボディメイクに全力を投じられなかった悔しさがあります。優勝できたのに悔しいのは、初めての体験です」
日本大会となる『決勝大会』に向けて、「やり切ったと納得できる状態で立ちたい」とストイックな姿勢を見せた。大島さんは大会初出場から現在まで、トレーニングでも食事でも新たな試みを取り入れ続けることで、肉体をアップグレードしてきた。失敗を恐れず様々な知識や手法に柔軟に挑戦することが、成長の加速につながるのかもしれない。
次ページ:くびれと美脚が際立つ大島里歩さんのモノキニ&ビキニ姿
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。
-サマスタ選手, コンテスト
-サマースタイルアワード, SSA