8月17日(日)、埼玉県・草加市文化会館にて『SUMMER STYLE AWARD 2025 大奥』が開催され、山崎真菜(やまざき・まな / 24)さんがビューティーフィットネスモデル部門で1位という結果を残した。
トレーナーとして働く山崎さんが筋トレと出合ったのは専門学校時代。
「筋トレとの出合いは学生時代。当時は少しかじる程度でしたが、就職を機に本格的に始めました。というのも、周りにはボディコンテストに出場している人 ”しかいない” ほど、ボディメイクに励んでいる人が多くて。正直初めは、”出たくないけど職業的にもしょうがないから出る” 程度の気持ちでした」
体づくりのコツは『食べて運動』をする習慣づくり
山崎さんはトレーニングはもちろんのこと、食生活にも意識をおいている。
「最近ではプロテインも飲むようになり、トレーニングが終わったらすぐ飲むようにしています。食事においても、揚げ物やラーメンは食べなくなりましたね。トレーニング後の食事は絶対に、お肉かお魚、そしてお米を取るようにしています。身体づくりの基本ではありますが、しっかりと食べた上で運動する意識を持っています」
昨年12月からは体調を崩し、思うようにトレーニングができないこともあった。
「昨年末に咳喘息を患っていることが発覚。長く続いた咳の影響で肋骨を2本骨折してしまったんです。笑うのも辛ければ、胸を張ることすらできなかったため、当時はトレーニングどころではありませんでした。おかげで身体もみるみる萎んでしまい、『最近トレーニングできてる?』と声をかけられるほどでしたね(笑)。約3カ月間のトレーニング自粛期間があったので、その後は取り戻すためのトレーニングに励みました。パーソナルトレーニングも月2の頻度から週1に。内容も重量を扱い、筋量で身体のボリュームをつけてきました」
「ポジティブな気持ちでトレーニングと向き合うことが成功の秘訣」と語る山崎さん。
「自分の身体の強みを増やすためには、最低限の頻度は大切だと思います。でも、それ以上に大切なのはメンタルだと思っていて。『言霊』という言葉がありますが、それは本当だと思うので常に有言実行を意識していました。ポジティブな言葉を発信するだけでオーラや自信は変わるものです。ネガティブな状態で向き合ってもいいことがないということは経験で分かったからこそ、お伝えできるアドバイスかもしれません」
たくさん食べて、たくさん運動をする。そしてポジティブな気持ちで筋トレと向き合うことがボディメイク成功の鍵だ。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:池田光咲 撮影:中原義史
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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