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IT企業・管理職のバリキャリママがサマスタ入賞!「身体を動かす時間だけは大切にしてきました」【筋トレ】

10月5日(日)、埼玉県・坂戸市文化会館ふれあにて『サマースタイルアワード2025 関東予選』が開催され、浅岡裕美(あさおか・ゆみ / 43)さんがビキニ(ベティ)部門マスターズクラスで2位という結果を残した。

【写真】IT企業の管理職・浅岡裕美さんのビキニステージフォト

IT企業の管理職として働く浅岡さん。舞台ではキラキラビキニが似合うメリハリボディを披露したが、2025年は仕事の忙しさが増し、ボディメイクとの両立に苦労を強いられていた。

「昨年よりも仕事が忙しくなり、トレーニング時間の確保には苦労しました。家族との時間も大切にしたかったので、基本的に筋トレは夜に。なるべく子どもたちが寝静まる時間帯に行うようにしていましたね。両立のためにジムへ行く時間や日にちは事前に決め、仕事に取り組んでいました。その日、その週の予定を事前に決めることで隙間時間の可視化ができますし、限られた時間だと意外に集中ができるんですよ」

「ジムへ行かないという選択肢はなかった」と語るのは、コンテスト出場を控えているからという理由だけではなかった。

「いくら忙しくても、ジムへ行かないという選択肢はありませんでした。それは単に、コンテスト出場のためだけではありません。トレーニングはリフレッシュ効果があるからです。私の仕事はデスクワークで、日中のほとんどは座っています。そのため、身体を動かすということで頭の切り替えとリフレッシュが叶えられるのです。筋トレ後は心も身体もスッキリしていました」

コンディショニングで筋トレの質を上げる

昨年からアップグレードを遂げたのは、トレーニング前のコンディショニングだ。

「今シーズンは全体的な筋量アップを目指し、トレーニングの質を上げることに取り組んできました。特に昨年から変化したのが、筋トレ前のコンディショニングです。ウォームアップとして姿勢改善やストレッチ、呼吸を整えることで身体の連動がスムーズに。トレーニングにおける動作の安定感が増しただけでなく、狙っている部位に効かせやすくなりました。特にスクワット時の動きのスムーズさの変化には驚かされましたね」

呼吸のコンディショニングを通して、腹圧をかける際のコツも掴んだ。

「トレーニング中は腹圧を意識できるようになってきたのですが、これも呼吸のコンディショニングのおかげです。身体に空気を入れられるようになってきたことで、腹圧をかけるコツを掴みました。そして、腹圧をかけられるようになったことでスクワットにおける踏ん張りの感覚も変化したんです。より力が伝わりやすくなったというイメージですね。扱える重量が伸びたことで、腹圧は基礎種目の重量を上げるために必要な要素だということにも気づけました」

トレーニング前に身体の状態を整えるだけで、筋トレの質は大きく向上する。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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