サマスタ選手 コンテスト

広告代理店の会社員が“スタイル抜群”な身体でコンテスト2位 仕事漬けの日々も「とりあえずジムに行こう」【筋トレ】

10月5日(日)、埼玉県・坂戸市文化会館ふれあにて『サマースタイルアワード 2025 関東予選』が開催され、黒野友梨(くろの・ゆり)さんがビューティーフィットネスモデル部門ショートクラスで2位に輝いた。

【写真】黒野友梨さんのスタイル抜群のメリハリボディ

コロナ禍をきっかけにトレーニングを始めたという黒野さんは、健康診断で自身の身体が徐々に不健康になっていることに気づいたという。

「大学時代からチアリーディングの経験があったので、止めてからもある程度は体型キープができていたのですが、ある年の健康診断で中性脂肪や悪玉コレステロールの値が変わっていることに気づきました。そして身体の中からきれいにしたいと思い筋トレを始めたんです。徐々に食事にも気を使うようになり、タンパク質の重要性や脂質のある食べ物を知っていって。中性脂肪のスコアが悪い原因も分かりました」

大切なのは「とりあえず行こう」の心がけ

広告代理店に勤務する黒野さんの生活はまさに『仕事漬け』だ。

「仕事柄、残業のある日が多く、夜遅くまで働いていることも多々あります。幸い家の近くにジムがあるので、トレーニングも遅い時間まで頑張ることができていますね。とは言っても、仕事で疲れているときはジムに行くことを憂鬱に感じてしまうことがあるのも事実です。そこで私が心がけているのが ”とりあえず行こう” という心がけ。ジムに行くことが一番のハードルだと思っているので、その一歩を踏み出せるように自分を鼓舞しています。ジムに行くことさえできれば、心も身体もリフレッシュできるので最終的には ”行って良かったな” と思うことができるんです」

そう語るように、筋トレをすることで仕事への良い影響も実感しているという。

「トレーニングの継続ができているのも、仕事と筋トレが真逆の性質だからだと考えています。仕事では企画書を書いたりと常に頭を働かせていますし、決まった正解があるものでもないのでとにかく頭が疲れるんです。でもトレーニングは、身体こそ疲れるものの決まった正解があります。だからこそ無心で取り組むことができますし、疲れていても別の刺激として入っていく感覚があるんです。時には企画書の考案に行き詰まると、トレーニングへ出かけることも。不思議なことに帰ってきたら新しいアイディアが浮かぶこともあるんですよ」

大会を目指す上では上半身の強化に励んできたという黒野さん。特に、肩トレには力を入れてきたそう。

「普段のトレーニングは部位ごとに分けて行っているのですが、肩トレーニングに限っては全トレーニングで1種目は必ず入れるようにしていました。私は骨格的にウエストが細いわけではなかったのですが、肩のボリュームアップが実現したことでウエストも細見えするようになりました。ショルダープレスは効果を感じた種目の一つですが、扱える重量も大幅に伸びて。今では片手で10kgはスイスイあげられるようになりました!」

トレーニングで身体を動かすことは仕事にも良い影響を与えうる。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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