11月29日の『サマースタイルアワードROOKIE CHALLENGE CUP FINAL』でビキニモデル部門1位、翌日30日の『REGIONAL QUALIFYING FINA』のビキニモデル部門ショートクラス1位と2冠を達成し、さらに『JAPAN PRO GRAND PRIX』のビキニモデル部門ショートクラス3位となった宮本茜(みやもと・あかね/28)さん。昨年から筋トレを始めて、わずかな期間で頂点に立つまでの背景には、「周囲の助言を忠実に守る」という姿勢があった。

未経験から急成長、8カ月で2冠へ
11月29日(土)の『ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL』ではビキニモデル部門で700点満点を獲得し1位。翌30日(日)の『REGIONAL QUALIFYING FINAL』ショートクラスでも670点で1位となり、宮本茜さんは2日連続の優勝を果たした。
「もう素直にすごくうれしいです。今年4月に初めてコンテストに出場して、積み重ねてきた集大成でした。こういう結果をいただけて本当にうれしいです」
筋トレを始めてのは昨年。最初は「分からないことだらけ」で、器具の使い方から日々の過ごし方まで手探りだったという。そんな中で成長の軸になったのは、周囲のアドバイスだった。
「本当に周りの人から教えていただいたことを、そのまま忠実に守りました。それが良かったんだと思います」
大会で高評価を受けたのは、背中からウエスト、ヒップへとつながるアウトライン。華奢に見えがちな上半身と小さめのヒップという弱点を補うため、下半身のトレーニングに特に力を入れてきた。
“アットホームなゴールドジム”で伸びた理由
週3〜4回、1時間ほどのトレーニングに加え、30分〜1時間のポージング練習も継続。毎回2時間近くジムに滞在し、積み重ねてきた。
宮本さんが通うのはゴールドジム。入会の理由は、意外にも“たまたま立ち寄った”ことだった。
「キャンペーンをやっていて、そのときのスタッフさんの雰囲気がすごく良かったんです。『ここなら続けられそう』と感じて入会しました。実際とてもアットホームで、スタッフさんもトレーナーさんもよく声をかけてくれます。私の成長をずっと支えてくれて、ここにして本当に良かったと思っています」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢










