サマスタ選手 コンテスト

37歳・2児の母が強みのお尻を育ててサマスタPRO戦準優勝 座っているときは常に腿の間にペットボトル!

11月30日(日)、TFTホール1000にて『サマースタイルアワード JAPAN PRO GRAND PRIX』が開催され、飛田麻未(とびた・まみ/37)さんがプロ・ビューティーフィットネスモデル部門トールクラスで準優勝に輝いた。

【写真】「誰にも負けない」お尻が進化!飛田麻未さんのメリハリボディ

飛田麻未

「去年の冬のPRO戦後に『サイズアップに取り組む』と決めて10kg増量、そこから6kg減量して今大会を迎えました。お尻は私にとって、誰にも負けたくないし負けない自信もある重要なパーツです。中殿筋を重点的に鍛えて横のハリと丸みを強化、あえて絞りきらないことで肥大させた筋肉の上にうっすらと脂肪を纏わせました。これは私の理想を追求した結果ですが、大会でどう評価されるかはわからない、実験的な試みでした」

結果は納得の準優勝。また思った以上に周囲からの評価が高く、加えてその声が多いことにも驚いていると言う。

「本当にありがたいことですが、逆に『お尻だけの人にはなりたくない』とも感じています(笑)。今後は身体全体のバランス調整を目指し、上半身も強化していきたいと思っています」

「中殿筋と同時に鍛えたい」のが内転筋

すでに先を見据えている飛田さんだが、今年取り組んだと言う中殿筋の強化に併せて「その拮抗筋である内転筋のトレーニングも欠かせないものでした」と振り返る。

「お尻のトップから横のハリを美しく作り上げるには内腿がすごく重要なんです。バックポーズをとったときにお尻の下部に力が入らず四角張ったフォルムになったり、お尻の下に線が入ってしまったり。そして脚をそろえたとき腿の間に隙間がなかったり。それは中殿筋に比べて内転筋が弱いサインなのですが、こうなっている人がすごく多い。お尻のトレーニングで気をつけたいポイントのひとつです」

内転筋のトレーニングではアダクションなど脚を閉じる動きがメインとなるが「力点が膝下になってしまっている人も多い」と指摘する。

「どこに効かせるかの意識が重要なので、私は座っているときには常にと言っていいほど、腿の間にペットボトルを挟んでいます。膝の方ではなくなるべく脚の根本で挟んでずれないように支えつつ、時々ぎゅっと力を加えます。フルパワーを100とすると、常に50くらいの力で支えながら、合間合間に70とか90とかの力でぐーっと挟んで緩める、を繰り返す感じですね」

日々ボディメイクに取り組み、サマスタのPRO選手として活躍する飛田さんは、加えてトレーナー、ボディメイクコーチ、そしてSSA認定講師であるとともに、2児の母でもある。

親子対決にも期待!

「12歳の娘と10歳の息子がいます。娘は将来トレーナーになるのが夢なのですが、最近『高校生になったら私も大会に出ようかな』と。強力なライバルへと育てて(笑)、私ももっと進化を続けて、願わくばハイレベルな直接対決ができたら!と、今からその日を楽しみにしています」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢

執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。

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