「細いだけじゃなくて、脱いだらすごい」。そんな“ギャップ”に憧れる女性は多い。『バチェラー』でも話題となった“美ボディトレーナー”村岡優子(むらおか・ゆうこ/32)さんは、まさにその象徴だ。普段は華奢に見えるのに、ポージングを取ると「どこにあるの、その筋肉?」と言われるカットが現れる。そのギャップは、偶然ではなく「狙って作っている」という。

村岡さんのコンセプトは「日常でマッチョに見えない」
村岡さんははっきり言う。
「私は服を着たときにマッチョにはなりたくない」「一見トレーニングしてないぐらいでいい」
タイトなワンピースを着たときに「お尻ラインきれいだね。運動してるのかな? ぐらい」で十分。上半身は“ある程度華奢”、下半身は“しっかりメリハリ”。それが自身の理想の見え方だと語る。
面白いのは、村岡さんが「トレーニング内容」だけでなく、「日常の身体の使い方」まで含めてギャップを作っている点だ。例えば肩トレをすると、パンプして肩が上がりやすい。すると「首が短くなる感じ」がして、本人はそれが嫌。僧帽筋が張ったように感じるのも避けたいという。
だから普段は徹底して、
• 首を長く見せる意識
• 耳と肩を引き離すように肩を下げる
村岡さんは「マッスルコントロールは絶対しないです、日常は」と話す。
ステージと日常は“別の身体”くらいでいい
一方で、ステージでは全く別。
「ステージでの意識と日常の意識は全然違います」
普段は華奢、でもポーズを取った瞬間にカットが出る。その“切り替え”こそが、村岡さんが大事にしているギャップだ。
では、どうすれば“脱いだらすごい”身体になるのか。村岡さんがまず大事にするのは重量ではない。
「重いものを持たずに、対象筋に効かせているかどうか」
重い重量で負荷を乗せたらきついのは当たり前。そうではなく、軽い重量でも狙った部位に“ピンポイントで意識を持っていけているか”を優先する。お尻の丸みを出したいなら「そこに意識を持っていってできているか」。もちろんその方法は簡単ではないが、そのための事前疲労やコンディショニングを取り入れてほしいという。
鈍い(入りにくい)なら、
•自重で負荷を入れられるかフォームを確認する
•ゴムバンドで“効かせる感覚”を先に作る
•動きが悪い要因となっている部位をほぐすなどのコンディショニングをする
といった方法で、まず「狙った筋肉に自然に負荷が乗る状態をつくる」。
“華奢に見える上半身”を守りつつ、下半身にメリハリを作る
村岡さんの理想は「上半身は華奢、下半身はメリハリ」。だからこそ、やみくもに全身を大きくするのではなく、見え方の設計を重視する。
「一般の女性の方って、女性らしくきれいでいたいという方が多いんです」
その前提に立って、細部(フォーム・重心・意識)を整えながら、狙った場所にだけ“筋肉の存在感”を出していく。
「なりたい身体のイメージを明確に持って、ボディメイクを楽しんでほしいです」
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
プロフィール
村岡優子(むらおか・ゆうこ)/1993年12月1日生まれ、大阪府出身。168㎝。サマースタイルアワードなどで活躍し、女性専用パーソナルジム「cheeks」代表として指導を行う。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史 写真提供:村岡優子










