サマスタ選手 コンテスト

「筋トレで脚が太くなる」と思い込んでいた看護師がコンテスト3冠 夫の一言がきっかけでジム通い開始

2026年7月11日(土)に大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)で開催された『サマースタイルアワード大阪予選&ROOKIE CHALLENGE CUP大阪予選、NOVICE PRO WEST』。ビキニモデル ショート オープンクラスで優勝し、さらにオーバーオール優勝、NOVICE PRO優勝の3冠を達成したのが、看護師のまゆか(まゆか/30)さんだ。

『筋トレをすると脚が太くなる』と思い、ジム通いに消極的だったというまゆかさん。しかし、その一歩を踏み出したことで身体だけでなく、自分への見方も大きく変わったという。不規則なリズムで働きながら、フィットネス競技を両立して理想の身体をつくり上げた工夫を聞いた。

【写真】3冠を獲得した看護師・まゆかさんの長い手足と引き締まったウエストが映えるビキニ姿を含む15枚

「筋トレで脚が太くなる」が思い込みだった

「オープンクラス、オーバーオール、NOVICE PROの全てで優勝させていただけて、本当にうれしいです。サポートしてくれたトレーナーや旦那さん、応援に来てくれた友達や家族には感謝の気持ちでいっぱいです!」

トレーニング歴は5年。ステージで3冠を獲得するまでになったまゆかさんだが、最初から筋トレに前向きだったわけではない。

もともとは自己肯定感が低く、お尻や二の腕にコンプレックスを抱えていた。一方で学生時代はバレーボール部だったこともあり、「筋トレをしたら筋肉質の太い脚になってしまう」と思い込み、ジムへ通うことに抵抗があったという。

そんな考えを変えたのが、当時交際していた現在の夫の一言だった。

「そんなすぐ筋肉ついたら筋トレいらんわ!(笑)」

その言葉に背中を押され、半ば渋々ジムへ通い始めた。

身体づくりを続ける中で印象的だったのは、久しぶりに会った友人から「痩せた?」と言われたことだ。

「体重はほとんど変わっていなかったんですが、体型が明らかに変わったんです。筋肉をつけると見た目はすごく引き締まって見えることを知って、『体重より見た目が大切なんだ』とボディメイクの魅力を実感しました」

その後、旦那さんが出場したコンテストで、美しく鍛えられた女性選手たちを見て「私もこんな風になりたい」と思い、競技への挑戦を決意した。

夜勤があっても続けられたのは「家に帰らない」という選択

まゆかさんは看護師という仕事柄、夜勤もあり生活リズムは不規則だ。

それでも継続できた理由は、「家に帰らない」ことを習慣にしたからだという。

「私は一度家に帰ってしまうと、ジムへ行く気持ちが薄れてしまいます。そのため、仕事や予定の前後にそのままジムへ向かうようにしています。また、混雑しにくい早朝や昼間を狙ってトレーニングすることで、効率よくメニューをこなしています」

「食事では、普段から鶏胸肉や鮭を中心にしたクリーンな食事を心掛けています。鶏胸肉は麹に漬け込んで、腸内環境を整えるようにしています。麹は発酵によって肉を柔らかくするだけではなくて、食生活を整えやすくするメリットもあるんです。オフシーズンは鯖なども取り入れて、女性ホルモンの働きも意識しながら良質な脂質を摂取しています。でも制限ばかりだとストレスもかかるので、週に1日は好きなものを食べる日を作ってます」

ボディメイクはトレーニングも大切だが、それ以上に食事管理の重要性を知ったときは本当に衝撃だったと語るまゆかさん。

現在は、トレーニングを通じて新しい仲間にも恵まれ、「毎日がとても楽しい」と話す。

「仕事が忙しいからと諦める必要はありません。トレーニングと仕事の両立は絶対にできますし、過度な食事制限も必要ありません。ダイエットの一番の敵はストレスです。食べたいときは我慢し過ぎず、そのあとに調整する。『食べない』のではなく、『何を選んで食べるか』を意識することが長く続けるコツだと思いますよ」

来年は『NABBA』と『サマースタイルアワード』の2つの団体での2冠を目標に掲げ、挑戦を続けていく。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

次ページ:3冠を獲得した30歳看護師・まゆかさんの長い手足と引き締まったウエストが映えるビキニ姿を含む15枚

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

取材・文:柳瀬康宏 写真撮影:岡 暁

-サマスタ選手, コンテスト
-,

次のページへ >

おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手