7月20日(月・祝)、東京都・武蔵村山市民会館で開催された『サマースタイルアワード 2026 新人類 in SUMMER』。ビキニモデル部門で2位に輝いたのが、道明結妃(どうみょう・ゆうひ / 34)さんだ。筋トレ歴はわずか1年、大会初出場ながら堂々のステージングを見せた。身体づくりを始めたきっかけは、過去の恋愛での辛い経験からだったという。

「過去の恋愛で辛い経験をしたことがきっかけでスタートした筋トレでした。“女性として強くなりたい”、“かっこいい女性になりたい” と思ったんです。自分に自信と誇りをもてるようになりたいという気持ちがありましたね。YouTubeや本、TikTokで勉強をしながら独学で続け、たまにサポートをしてくれるトレーナーさんと合トレをしていました。ボディメイクを通して身体だけではなく、考え方や生き方まで180度変わったと感じています」
ネガティブだった自分を変えた初挑戦
筋トレを続ける中で、身体だけではなく心にも大きな変化が生まれた。以前から大会には興味をもっていたものの、一度は怪我の影響で出場を断念。それでも「今しかない」という思いが背中を押した。
「もともとはすごくネガティブで、人と比べて落ち込むタイプでした。でも筋トレを始めてからは、昨日の自分と比べられるようになって、人の目も気にならなくなったんです。大会も昨年から出たいとは思っていましたが、怪我で諦めてしまって。今年になって “人生で挑戦できるタイミングは今しかない” と思い、自分の限界を知るためにもチャレンジしました。やらなかったら絶対に後悔すると思ったんです」
カフェで働く道明さんは、朝4時30分に起床し6時30分から勤務する日もあるという。ハードな生活のなかでも週6日のトレーニングを継続し、計画的に身体づくりを進めてきた。
「仕事が終わってからジムへ行くのは正直本当にきつかったです。でも大会に出ると決めてからは “絶対に一番になりたい” という気持ちが強くなって。疲れていてもサボったら後悔すると思っていました。毎日のスケジュールをしっかりと立てて取り組み、その代わり週1日は必ず休むようにして、身体を回復させることも大切にしていました」
ヒップスラストは135kg。積み重ねた努力の成果
「今回一番力を入れたのは下半身トレです。特にヒップスラストは徹底的にやり込みました。筋トレを始めた頃は40kgしか挙げられませんでしたが、1年で135kgまで伸ばすことができました。お尻は洋服を着ても目立つ部分なので、ボリュームを出しながら引き上げることを意識して取り組んできました」
初出場でビキニモデル部門2位という好成績を残した道明さん。自らの経験を振り返りながら、ボディメイクを続けるうえで大切なことを話してくれた。
「私には憧れの筋トレYouTuberがいて、モチベーションが下がったときは必ずその人の動画を見て “自分もこうなりたい” という気持ちを思い出していました。他人と比べてしまうこともあると思いますが、大切なのは昨日や半年前の自分と比べることです。短期・中期の目標を立てて、達成できたら自分をたくさん褒めてあげてください。昨日より今日を少しでも良い一日にすることが、成長につながると思います」
失恋という苦しい経験を原動力に変え、自分自身と向き合い続けた1年間。その積み重ねで初舞台での2位という結果につなげた道明さんの挑戦は、ボディメイクが身体だけでなく人生そのものを変える力をもっていることを教えてくれた。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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