東京都・武蔵村山市民会館で開催された『サマースタイルアワード 2026 新人類 in SUMMER(7月20日開催)』。ビューティーフィットネスモデル部門(※)で2位に輝いたのが、谷澤黎里(やざわ・れいり / 25)さんだ。中学時代の不登校の経験から「何かを最後まで成し遂げたい」と初めての大会に挑み、2位入賞を果たした。
※モノキニを着用し、単に細いだけでなく、女性らしい丸みとしなやかさを残した引き締まった身体が評価されるカテゴリー
【写真】谷澤黎里さんの1セット25回のラットプルダウンで育てた背中のバックポーズ

もともと筋トレはリフレッシュのために始めた。しかし、谷澤さんには身体を変えること以外にも、大会を目指した理由があった。
「中学生のときにいじめられて学校へ行けなくなり、それから何かを最後まで成し遂げたという経験がなかったんです。だから一度、自分で決めたことを最後までやり切ってみたいと思いました。ちょうどジムにも通っていたので、“それなら大会を目指して頑張ってみよう”と。目標ができてからは、小さなこともあまり気にならなくなりました」
下半身とのバランスを意識して上半身を強化
身体づくりでは、ボリュームのあった下半身とのバランスを整えるため、背中と肩を重点的に鍛えた。
「上半身を強くしたかったので、ラットプルダウンなどを取り入れました。基本的には軽めの重量で最低25回は行うようにしていましたね。身体が変わっていくことで、モチベーションも上がっていきました」
減量も順調に進み、有酸素運動を取り入れることで筋量を維持しながら身体を絞ることができたという。大会を目指す日々は、精神面にも変化をもたらした。
「朝起きたときも身体が軽く感じるようになりましたし、減量中もイライラせず穏やかに過ごせました。以前は人前に出ると周りの目を気にして、すぐに “悪口を言われているかも” と考えてしまっていたんです。でも今ではそういうことも気にならなくなりました」
「自分との約束」が継続する力に
しかし途中で体調を崩し、出場を諦めようと思ったことも。それでも最後まで続けられた理由は、自分で決めたことを守りたいという思いだった。
「大会に出ることは友達にもたくさん言って、後戻りできない状況を自分で作りました(笑)。自分との約束を守ると決めたことが、最後まで頑張れた理由だと思います。挑戦したことで自分のことを好きになれたので、迷っている人にもぜひ挑戦してほしいです」
「最後まで成し遂げたい」という思いから踏み出した初挑戦。ステージで手にした2位という結果とやり切った経験は、谷澤さんが自分自身に自信をもつ大きなきっかけとなった。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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