産後ダイエットに取り組んでいるものの、なかなか上手くいかないと感じる方も多いのではないか。今回は、産後のダイエットをきっかけにボディメイクに目覚めた三宅琴美(みやけ・ことみ/39)さんを紹介する。
【写真】三宅琴美さんの産後からの劇変!体脂肪率37%から12%へ
ボディコンテスト団体「サマースタイルアワード」のビューティーフィットネス部門とビキニベティ部門で活躍する三宅さん。自身のボディメイクについて語ってくれた。
「当時、体重69kg、体脂肪率37%でした。ダイエットを始めるにあたって、まず必要な栄養素について学びました。食事を見直し、栄養バランスを考えた食生活に変更しました。砂糖は依存しやすいのでできるだけ避け、代わりにラカントや果物を適量摂取することで食欲を抑えました。その結果、身体が疲れにくくなり、風邪もひきにくくなりました。ダイエットの過程では、カロリー計算を徹底し、1日5食に分けて食事を取るようにしました」
※体脂肪率は市販の体組成計によるものです。
自分で学び、知識を深めながら健康的にダイエットを実践し、その努力が実を結んだのだ。最終的に体重は47kg、体脂肪率12%まで減少したという。
「トレーニングは週6日、1日2回行っています。さらにストレッチは1日2時間。ヨガを教えていることもあり、柔軟性も高まりました。体脂肪を落とすには“食事が7割、運動が3割”という考えをもとに、真剣に取り組んできました。以前は二の腕の太さがコンプレックスでしたが、継続することで徐々に細くなっていったんです」
過去の自分と向き合いながら、今もなお努力を続ける日々だという。
「過去の写真を見返すたびに、二度とあのころには戻らないという気持ちで、努力を続けています」
2025年からは、ボディメイクスクールで『サマスタ』認定講師として新たなステージに立った。
「生徒に恥じぬよう、自分自身も成長を続けていきたいと思っています。子どもが2人いて、朝から晩まで座っている時間はほとんどありませんが、そんな中でも姿勢を正し、健康を意識しながら日々を過ごしています」
三宅さんの挑戦と努力は、決して簡単なものではない。しかし、三宅さんのように学び、行動し続けることで、自分自身を変えることができる。これからも講師として、そして一人の女性として、自分らしく輝き続ける姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれるのだろう。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
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取材:佐藤佑樹 写真提供:三宅琴美