「筋トレのおかげで、可愛い奥さんができました!」そう話す、喜多嶋哲也(きたじま・てつや/40)さんは、35歳から筋トレを始めて人生が好転した一人だ。筋トレ好きが高じてボディコンテストに参加するまでになった喜多嶋さんに、筋トレを始めたきっかけやメリットについてのお話を伺った。
【写真】筋トレで引き締まった身体を手に入れた、喜多嶋哲也さんの割れた腹筋
モテたいという願望を恥ずかしがらず、エネルギーに変えて頑張る!
喜多嶋さんの筋トレを始めようと思ったきっかけは、実にシンプルだ。
「身体を鍛えたらモテるんじゃないかと思って、もう必死でした。その頑張りが奥さんに認められたようで『ポジティブ思考で前向きなところ、自分に自信があるところが好き』と言ってもらえています。頑張っていて、良かったです!!」
中学から高専と柔道に明け暮れていた喜多嶋さんだが、社会人になってからは運動習慣はなかったという。
「同じく運動習慣のなかった職場の同僚たちと『一緒にジム行こうか』という流れになり、トレーニングを始めました。ボディコンテストへは、友だちが参加するというので一緒に出場することにしたのです。一度でいいから、自分の割れた腹筋を見たいと思っていましたし。それに、年に1回くらい、頑張ってダイエットしようかなという思いもありました」
喜多嶋さんは現在、BIG3の重量を伸ばすことに興味があるそうだ。
「トレーニングは週に4回、1時間くらい行っています。仕事終わりか、休日の朝のどちらかでジムに行くので、行く時間はまちまちです。BIG3の重量を伸ばしたくて、胸(ベンチ)、スクワット(脚)デッド(背中)の3種目をメインに頑張っています。最近、ベンチの頻度が上がりました。最近、MAX重量に挑戦していませんが、最後の記録はベンチ120kg・スクワット140kg・デッドリフト190kgです」
身体が変わったことに加え、筋トレを通じて『前よりも自分を好きになれた』と話す喜多嶋さん。
「筋トレは自分を好きになれる、とても良い手段だと思いました。35歳を超えてから始めた筋トレでも、こんなにも人生が好転した実感があります。モテたい一心で筋トレを始めて、結果的に守りたい女性もできました。自分の周りから、筋トレの良さを広めていきたいですね!」
日々の運動習慣は、人の心を前向きにエネルギッシュにしてくれる。懸命に筋トレに打ち込む喜多嶋さんの姿を見て、奥さんは『ポジティブ思考で前向きなところ、自分に自信があるところが好き』と好感を持たれたのだろう。信念を貫き通した喜多嶋さんの頑張りには、胸を打たれるものがある。
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取材:山口夏織 写真提供:喜多嶋哲也
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。