「筋肉だけは僕を裏切らない!」そう話すのは、筋トレで人生が変わったという嘉数玖留(かかず ・きゅうと/24)さんだ。
筋トレを始めたことで体格やメンタル面が整い、今ではボディビルの大会に出場するようになっている。そんな嘉数さんに筋トレを始めたきっかけや、細マッチョから身体をデカくする方法などについてお話を伺った。
【写真】細マッチョ野球部員から筋肉隆々に進化した、嘉数玖留さんのマッスルボディ
デカくなるために意地で食べまくり、筋トレを重ね細マッチョからムキムキへ!
嘉数さんは、野球の身体作りや怪我のリハビリ目的で筋トレを始めたそうだ。
「寮の部屋に器具を揃えて、最初はYouTubeなどの動画を参考に行っていましたね。野球選手としては身体の線が細く、弱そうに見える点がコンプレックスでした。当時の僕は、食事をたくさん食べることが苦手で……。野球チームの身体作りメニューで食べる量が決められていたのですが、『食べさせられている』という認識だったので辛かったです。プロテインにマルトデキストリンを入れて、それをオレンジジュースで割って飲んでいました」
以前の食事は「1日1食、スイーツだったことも多かった」と話す嘉数さん。
「筋トレを本格的に始めるようになってから、PFCバランスや摂取カロリーを気にするようになりました。現在は『ご飯6合、鶏もも肉1羽分、卵6~10個、サバ缶1つ』のセットを基本にして、あとは好きな物を食べています。たくさんカロリーを摂取するため、ご飯8合にチャレンジしましたが1日でギブアップしました(笑)」
常に強度を求め、プルスウルトラの精神で筋トレには妥協しない!
トレーナーとして働く嘉数さんのトレーニングは、約3時間!
「フィットネスジムのトレーナーとして働いているので、職場ではトレーニングへの理解もあり、基本15時~18時が筋トレタイムです。筋トレ初期は、通っているジムにダンベルが25kgまでしかなかったので『丁寧に、対象筋にだけ負荷をかけること』に重点を置いてトレーニングしてました。2年前くらいから、より強度を上げて身体を強くデカくするため『重量+セット数も増やすこと』に重点を置いています」
嘉数さんは周りから「筋肉への逆課金」との褒め言葉をもらう機会が増えたそうだ。
「昔の自分を知る知人たちからは『昔とは別人!』とよく言われます。『カッコイイ!』の声よりも『そこまでにならなくてもいい!』という声が多いですが、身体をデカくしたい僕には最高の褒め言葉ですね!筋トレを始めたことで、見た目に加えてメンタル面も向上しました。大切な筋肉を減らすコルチゾールを出したくないので、些細なことでイライラしなくなっています。合言葉の『まぁーいいや!』を唱えることで、落ち着く術を身につけました」
ボディビル競技を続けるため、嘉数さんが心掛けていることは「感謝を忘れない」こと!
「この競技は妻をはじめ、周りの方々のご理解があって続けられています。大会に向けた初減量時は、未熟さゆえに精神的にも肉体的にも不安定になりがちでした。周囲にご迷惑をお掛けしてしまったと反省しています。減量中も穏やかに過ごせるよう心掛け、周囲への感謝を忘れない漢でありたいです」
大好きな筋トレの強度を上げつつ、苦手だった食事を克服して理想の身体に向かって全力で取り組んでいる嘉数さん。「競技を極め、いずれ誰かから憧れられる存在になるのが夢!」と話す嘉数さんからは、地道にコツコツと努力する大切さを教えられる。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材:山口夏織 写真提供:嘉数玖留
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。