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元宝塚男役・生尾美作子が伝授|“不機嫌な身体”をゆるめる巡りリカバリー3選

トレーニングだけでなくSNSや情報過多で疲れてしまいがちな現代社会。時には身体の声に耳を傾け心身を休ませることが必要です。身体の巡りを意識し、緩める。そんなリカバリーストレッチをご紹介します。

※Woman's SHAPE&Sports vol.32に掲載された「元宝塚・拓麻早希 生尾美作子 不機嫌な身体と付き合う巡りを整えるリカバリー法」をWEB用に編集したものです。

元宝塚・拓麻早希 生尾美作子
不機嫌な身体と付き合う巡りを整えるリカバリー法

生尾美作子

Ikuo Misako
いくお・みさこ
大阪府出身。1995年に宝塚音楽学校へ入学し、97年には宝塚歌劇団星組に入団。男役・拓麻早希としてドイツ・ベルリン公演や、日中国交正常化30周年中国公演など、出演は1000公演を超える。2002年に退団し、マッスルミュージカルや劇団☆新感線の舞台、テレビなどで活躍。05年からは女性専用フィットネスButterflyLifeを立ち上げ、東京・目白椿の坂スタジオでダンス講師も担当している。

今回は“不機嫌な身体との付き合い方”がテーマです。「昨日は少し頑張り過ぎたな」「今日はゆっくり過ごしたいな」と感じることが誰でもあると思いますが、そんな身体の揺らぎを感じた時に役立つ、リフレッシュストレッチを紹介します。

みなさんは体調が優れない時どうしていますか? トレーニングをされている方ほど休むのはダメ、悪いことであると考えがちですが、私はいつも「頑張れない時は頑張らなくていいんだよ」とお伝えしています。「そういう時もあるよね」、「こういう自分もいいんじゃないか」と頑張れない自分を受け入れる日があってもいいのです。

ただ、それが習慣になってしまうのは避けたいところです。そのため「今日は休む」という日をあらかじめ決めておくことが大事です。例えば月に2日、あるいは年齢や体調に合わせて週に1日でしたり、自分なりのルールを決めておきましょう。決めずにいると「今日は調子が悪いから休もう」が続いてしまいます。

現代社会はトレーニングだけでなく、SNSや情報の多さに疲れている人がすごく多いです。今回は東洋医学や整体の理論に基づき、寝たまま・座ったままでできるストレッチを通じ、身体の内側の健康に着目し余裕を作っていきます。

意識するのは“巡り”です。筋肉を鍛えるのではなく緩めることで身体の巡りを整え、心身の回復を促します。キーワードは腰や骨盤で、腰は月へんに要と書く通り、腰が硬くなると身体の不調が出てくるので、ここを中心に緩めていきます。

lesson.01 寝そべってのストレッチ

①寝そべって両足を立てた状態から
②片膝(ここでは右膝)を上げ、反対側の手(左手)で胸に引き寄せる
③首を曲げて頭を床から持ち上げる※この時右手が床から離れてしまわないように注意する
④膝を抱えてない方の脚(左脚)を伸ばし、右手と対角線で身体を引っ張る
⑤左脚を戻し
⑥手と脚を最初の体勢に戻して終了
※反対側の手・脚でも同様に行う

生尾美作子

lesson.02 座ってのストレッチ①

①座った状態で片方の脚を畳み、もう片方の脚は曲げた状態で立てる
②身体を前方に倒し手を床に着ける※背中が曲がらないよう注意する
③立てている膝を内側に倒す
④倒した膝を元に戻す
⑤もう一度膝を倒し
⑥膝を戻す※何回か③〜⑥の動作を繰り返す
⑦身体を起こして終了
※反対側でも同様に行う
Point 骨盤が倒れたり、股関節が後ろに上がったりする運動になる
NG 重心は前に置き、手が床から離れないようにして行う(重心が後ろ=お尻側に行ってしまうとNG)

生尾美作子

lesson.03 座ってのストレッチ②

①脚を横に崩して座った体勢から
②脚のない側へ身体を横に倒す
③腕を伸ばし顔は下を向く
④身体も下に向けつつ腕を伸ばす
⑤そこから後方にある脚を伸ばす
⑥脚を曲げて戻し
⑦再び伸ばして
⑧戻し※⑤〜⑧の曲げ伸ばしを何度か繰り返す
⑨身体を正面向きにし
⑩体勢を戻して終了
※反対側でも同様に行う

生尾美作子
取材・文_長谷川亮 text=Ryo Hasegawa 撮影_北岡一浩 photo=Kazuhiro Kitaoka

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