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【新刊紹介】ウェルビーイングを「設計」するための実践的アプローチ 『ウェルビーイング設計図』が発売

人生100年時代を迎えるいま、「ウェルビーイング」という概念への関心は一層高まっている。働き方や価値観の多様化、AIやテクノロジーの進展により、私たちの生活環境は大きく変化している。その中で「どのように充実した人生を送るか」という問いは、多くの人に共通する課題である。

そうした課題に対し、新刊『ウェルビーイング設計図』(著者:夏井大輝)は、15,000以上の文献をもとに「健康・時間・お金」という3つの観点から人生を捉え直し、体系化を試みている。抽象的に語られがちだったウェルビーイングを、実践的な手順として提示した点に特徴がある。

ウェルビーイングを「図」に落とし込む試み

本書では、ウェルビーイングを「健康基盤フェーズ」「選択実行フェーズ」「選択拡張フェーズ」の3段階で整理し、その全体像を1枚の図として表現している。複雑に見える人生設計を俯瞰し、どの順序で取り組むべきかを理解しやすくする狙いがある。

特に注目すべきは、「時間的ウェルネス」という新しい観点を導入した点である。従来のウェルネス概念では見落とされがちだった「時間の使い方」に焦点をあて、PUABフレームワーク(Purpose・Use・Autonomy・Balance)として整理している。人生をデザインするとはすなわち時間のデザインである、という主張は、日々のトレーニングや仕事、生活習慣を考えるうえでも示唆に富む。

健康習慣と人生設計の接点

本書の「健康基盤フェーズ」では、食事・睡眠・運動・筋力トレーニングといった基本的な習慣が取り上げられている。筋肉を「人体最大の臓器」と位置づけ、心身の土台づくりを最優先に据える考え方は、フィットネスを実践する人々にとって共感しやすい部分だろう。

健康を整えた上で、自分の時間をどう配分し、社会や経済の仕組みとどう向き合うか。この順序立てが本書の大きな柱である。

編集部より

本書は、特定のライフスタイルを推奨するのではなく、多様な選択肢を前提に「自分自身の軸をどこに置くか」を考えるための枠組みを与えている。フィットネスや健康習慣を続けることが、単なる身体づくりにとどまらず、人生全体のデザインにつながるという視点は、読者にとって大きな示唆となるはずだ。

ウェルビーイング設計図: たった1枚の図で最高の人生はデザインできる

著者  :夏井 大輝

価格  :1,650円(税込)

ページ数:482ページ

出版社 :株式会社Aesta

販売形態:電子書籍

発売日 :2025年9月21日

ASIN   :B0FP9CHJNT

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