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御徒町の老舗ジムが街に届ける筋肉の魅力 『サンプレイマッスルフェスティバル』に立ち見など多くの観客が集まる

駅前の広場で、鍛え抜かれた身体に大きな歓声が上がる。9月27日(日)、東京・御徒町駅南口のパンダ広場で「サンプレイマッスルコンテスト」が開催された。老舗ジム「トレーニングセンターサンプレイ」が身体づくりの魅力を伝える催し。屋外の会場には用意された観客席のみならず立ち見をする通行人も多く見られ、街の一角がボディコンテストの熱気に包まれていた。

【写真】サンプレイマッスルコンテストで優勝したボディビルダー・近藤孝仁選手が作り上げた肉体美

このボディコンテストに出場したのは、日頃サンプレイや他のジムでトレーニングを積む選手たち。中には日本トップで活躍する選手も見られ、今年の『日本クラス別ボディビル選手権』85kg以下級を制した近藤孝仁選手や、日本女子フィジーク選手権のファイナリスト常連である富沢理恵選手らが出場。日頃は見ることができない、鍛え上げられたボディビルダーたちの身体を身近な駅前で目にできる貴重な機会となった。

また予選と決勝の間には、「フェスティバル」ならではの一幕もあった。敗者復活を懸けた「プロテイン早飲み対決」。最も早く飲み終えた1名が決勝に進めるというルールで、もう一度ステージに立つチャンスを争う。鍛えた身体で競い合う選手たちが、今度はプロテインで勝負する。そんな遊び心のある企画が会場を盛り上げた。

屋外開催で気がかりだった天候も、この日は味方した。1週間前には雨予報だったが、当日は曇り空に。サンプレイの近藤賢司代表は「天候に恵まれ、故・宮畑(豊)会長が見てくださっているのでは」と話す場面も見られた。宮畑氏は1977年にサンプレイジムを開き、以降ボディビルダーとして、指導者として尽力。2023年5月に81歳でこの世を去るまで、日本のトレーニングやボディビル界に多大なる影響を及ぼした人物だ。

またこのボディコンテストの前には、高齢者や初心者でも無理なく身体を動かせるように椅子などを使って行う「健康体操」が同じく屋外の広場で行われ、40名近くの高齢者を中心とした参加者たちが身体を動かした。サンプレイは地域住民や高齢者の健康維持・増進、介護予防を目的とした「生涯元気塾」という取り組みを1998年から続けている。

「よりたくましく、より美しく、より健康に」。サンプレイが掲げる言葉の通り、この日は競技者の鍛錬の成果と、高齢者が身体を動かす姿が一つの広場に集まった。筋肉を見て楽しむことも、自ら運動に親しむこともできる。半世紀近く身体づくりを支えてきたジムが、その魅力を街の人々と分かち合う一日となった。

文:FITNESSLOVE編集部

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