ダイエットを始めたい…でも正しいやり方が分からない……。現在は健康的にフィットネスを楽しんでいる人でも、過去に誤った方法を試し、心身の健康を損ねてしまった経験があるかもしれない。そこで、日々トレーニングに栄養管理に励むフィットネス読者モデルの方々に「過去の誤ったダイエット」エピソードを聞いた。
「1年ほど、水とヨーグルトとチョコだけ食べるダイエット」「山ごもりで1週間断食」「もやし、キャベツ、豆腐メインで生活」など様々な失敗談が登場。これからダイエットを始める人は、“先輩たち”の十人十色の失敗談をもとに、効率的に、健康にダイエットを進めてみよう!

1年間「水とヨーグルトとチョコ」だけダイエット!?
京角奈央子(きょうがく・なおこ/45)さんが過去に行ったのは、約1年「水とヨーグルトとチョコだけ」で過ごすダイエット。体重は減ったものの、体力も落ち、運動を伴わなかったため体型の変化はあまり感じられなかったという。
食事内容は慣れればストレスは少なかった一方で、甘いものへの欲求はむしろ高まっていた感覚があるという。
いまはアプリなどを活用し、栄養バランスを考えながら食事制限を行い、運動習慣もセットに。「体重を減らすだけ」のダイエットからは脱却した。当時を振り返っての一言は、「若かったな、と思います」。
無理して3カ月で17kg減も心身ともにダメージ
並川恵子(なみかわ・けいこ/46)さんは3カ月間、ゆで卵・ササミ・トマト・トーストのみを3食続け、エネルギー摂取量を1日900kcalほどに抑えた。結果、3カ月で17kg減り自信はついたが、摂食障害となり、生理が止まったという。
「食べることが怖いのに食への執着が止まらない」状態に陥り、泣きながら食べ続けるほど心身が崩れた経験は、強烈な後悔として残っている。
現在はPFCバランスを意識した食生活とトレーニングに加え、腸活と睡眠、副交感神経を大切にするスタイルへ。競技者としても成長し、「未来は明るい。頑張っているあなたは辿り着けるよ。大丈夫!」と当時の自分に声をかけたいという。
周囲から病気を心配されるほど痩せこけて……
久保田飛鳥(くぼた・あすか/42)さんは約2年、お米などの炭水化物をほとんど取らず、もやし・キャベツ・豆腐中心の食生活を続けた。その結果、体重は減ったが、痩せこけて年齢より老けて見え、周囲から病気を疑われ心配されたという。
精神面では、体重が減っていくことに喜びを感じる一方で、「もっと減らさないと」という強迫観念が強まっていった。
今は「しっかり食べて、しっかりトレーニング」。減量中でもお米は食べ、メリハリのある身体に。痩せこけていた頃より若く見られるようになったという。過去の自分伝えたいことは、「数字だけを見てはダメ。食べないダイエットはリバウンドもすごくします!」。
山で1週間水のみの断食!? 1カ月後には10㎏のリバウンド
小澤誓子(おざわ・せいこ/46)さんは成田山で住み込みの1週間断食修行を経験した。摂取できるのは水のみで、日中は写経や掃除をして過ごす。途中で脱落したり、倒れたり、嘔吐する人もいたという。
修行中の1週間で5kg落ちたが、寺を出た途端から暴飲暴食が止まらず、1カ月後には約10kgリバウンド。冷や汗、イライラ、嘔吐、頭痛、体力低下など、心身への負担も大きかった。
「痩せれば痩せるほど美しい」と信じていた若い頃の自分に、いま伝えたいのは、「健康的な食事と運動で身体を作ることの大切さ」という。現在は“しっかり食べて身体をつくる”ことを軸にボディメイクに取り組んでいる。
このように極端な糖質カットや超低カロリー、断食のような短期で落とす方法は、一時的に体重が減っても、体力低下や肌荒れ、強いストレス、摂食障害やリバウンドにつながりやすい。誤ったダイエットを経験した読者モデルたちが選んでいるのは、3食を基本に炭水化物も含めてバランス良く食べ、無理のない運動を継続するスタイル。数字だけに振り回されず、長い目で「健康的に続けられる形」を作ることこそ、美しいシェイプ実現への最短の近道になっていくのだろう。
文:FITNESSLOVE編集部 協力:Woman's SHAPE vol.31読者モデル
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