ガリガリ中学生が27㎏増量し日本王者に

中学生時代のガリガリな姿

2019ボディビル高校日本一、川中健介選手は体質的には太りにくい、いわゆるハードゲイナータイプ。中学時代はガリガリだったという川中選手は、いかにして筋肉を獲得していったのか。その軌跡を聞いた。

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ボディメイクのきっかけ

――レスリング部のときは、試合のたびに減量していたのですか。
川中 なるべく減量をしなくてもいい階級を選んでいました。試合に初めて出たときは60㎏級でした。それから65㎏級になって、2年生のときは71㎏級でした。体重はかなり増えました。
――レスリングの練習と補強のウエイト、プロテインで増やした?
川中 練習が終わったあと、僕一人だけ部室に残って1時間半ほどウエイトをしていました。種目はベンチプレスやバーベルカール、懸垂などでした。補強ではロープ登りもやっていました。
――コンテストに出るようになったきっかけは?
川中 自分でSNSで探して、高校2年生の4月にサマースタイルアワードの甲子園部門に出たんです。そこでは優勝できたんですが、他の出場者は部活はやらずに、ジムでの筋トレ一本に集中している人たちばかりで、僕はこのままだと負けてしまうと思いました。
――危機感を感じたのですね。
川中 そこで部活を辞めて、筋トレに専念しようと思い、その年の6月に「ボディフェイス」ジムに入会しました。同年8月のベストボディ・ジャパンの高校生部門でも優勝できて、そのあともこのジムでずっと筋トレを続けていたら、渡邉(信義)コーチに翌年はボディビルに出場するよう勧められたんです。そのころは脚のトレーニングはやっていな

日本王者になった身体と筋肉を大きくしたメニューを紹介

くて、自分がボディビルの大会に出ることはないだろうと思っていたんですが。――最初からボディビルを目指していたわけではなかったのですね。
川中 中学のころから相澤隼人選手にすごく憧れていて、ボディビルもかっこいいなとは思っていたんですが、自分が出るのはまだ早いと思っていました。ただ、僕が通っている高校は進学校なんですが、僕は頭があまりよくなくて(苦笑)、進学にも不安がありました。一般入試では無理そうだし、かといって部活も辞めてしまったのでスポーツ推薦もない。でも、ボディビルの高校生選手権で優勝したら、大学にも入れるんじゃないかと(苦笑)。
――大学に進学するためにボディビルの大会に出た(笑)。
川中 そうなんです。スポーツの成績を対象にしたAO入試があって、高校生選手権で優勝したあとに「ボディビルで日本一になったんですが、出願資格はありますか?」と大学に問い合わせたら、「あります」と。無事に進学できました。

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