フィットネス コンテスト

「ガリガリ」がコンプレックスだったが筋トレにハマってバキバキに “もっと変わりたい”と沼る【筋トレビフォーアフター】

「元々、ガリガリで筋肉が少ないことがコンプレックスでした」

そう語るのは、現在ボディコンテスト団体「サマースタイルアワード」のスポーツモデル部門で活躍している杉田優馬(すぎた・ゆうま/30)さん。

【写真】杉田優馬さんの脂肪は増やさず、筋肉量を増やし手に入れた肉体!

ボディメイクを始めたきっかけは、先輩に誘われて始めた筋トレだったという。

「最初は軽い気持ちで始めたんですが、どんどん筋トレにハマっていって。そこから“もっと変わりたい”という気持ちが強くなり、大会出場を目指すようになりました」

大会を意識するようになってからは、特に食生活に力を入れるようになった。

「毎日の食事では、PFCバランスを意識したメニューに切り替えました。特に“お米”をたくさん食べるようにしていて、自分ではかなり食べてるつもりだったんですが、身体の大きい人たちの食事量を聞いて、“まだまだ足りてない”と気づかされました。それ以来、とにかくお米をしっかり取るように意識しました」

しっかり食べ、トレーニングの質も上げる。その積み重ねが、かつての“ガリガリ”というコンプレックスを解消し、筋肉量の増加へとつながっていった。

「トレーニングでは“頻度を増やす”ことから始めました。そして、1回1回のトレーニングで“力を100%出し切る”ことを意識しました。そのためにも、トレーニング前の食事もおろそかにしないようにしていました」

食事とトレーニングの両輪で、自分の身体と真剣に向き合ってきた杉田優馬さん。その結果、元々、体重63kgだったのが脂肪は増やさず筋肉量を増やし、体重69kgへと、理想の体型に近づくことができたという。

「継続していく中で“身体が変わった”という実感が得られたことで、続けることの大切さを身をもって学びました。ボディメイクは身体だけじゃなく、自分自身のメンタルや考え方まで変えてくれるんだと感じています」

今後についても、さらなる目標がある。

「これからも正しい食生活を意識しながら、疲れていたり気分が乗らない日でも、“ジムに行く”という目標だけはブレずに持ち続けていたいと思っています」

自分の姿を通して、誰かのきっかけになれたら、そんな思いも胸に秘めているという。

「周りの人が、自分を見て“ちょっと運動してみようかな”と思ってくれたら、うれしいですね。将来的にはボディビルの大会にも出場したいので、これからも地道に頑張っていきます」

ストイックな日々の積み重ねが、”確実になりたい自分”へと近づけている。杉田さんの挑戦は、まだまだ続いていくのだろう。

杉田さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:佐藤佑樹 写真提供:杉田優馬

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