サマスタ選手 コンテスト

“マッスルビキニボディ”で魅せたヨガ講師 コンプレックスだった広い肩幅が周りからは「羨ましい」の声【筋トレ】

8月9日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 2025 東京予選』が開催され、曽田容子(そた・ようこ)さんがビキニ(ベティ)部門マスターズクラスで2位に輝いた。

【写真】曽田容子さんのボリューミーな肩幅から生み出されるメリハリボディ

曽田容子さん

現在はピラティスやヨガの指導者として活動をしているという曽田さんがボデイメイクをはじめたきっかけとは。

「ピラティスやヨガを指導する仕事をしているため、フィットネス界にはずっといますが、パーソナルトレーナーをつけた本格的なトレーニングは直近の1年ほどです。ピラティスやヨガでも体型維持はできますが、体型維持をしながらメリハリのある身体にしたいという思いからボディメイクをはじめました」

筋トレにはピラティスやヨガとは一味違ううれしさがあった

フィットネス業界で働く曽田さん。『フィットネス』というカテゴリーにおいては仲間とも捉えられるピラティス・ヨガと筋トレ。しかし、筋トレには一味違う魅力を感じたという。

「筋トレではとにかく、小さな成功体験のくり返しがうれしかったです。日々新しくできるようになることが増えたり、トレーニングが上達するたびに新しい感覚を得られたり。1段1段、階段を上がっていく感覚になりました。また、身体が変わると声をかけられることも増えてきて。自分が頑張っていることに気づいてもらえたり、成果に気づいてもらえるのはうれしいですよね」

すっかり筋トレの虜になった曽田さんだが、怪我をきっかけに継続の重要性も身をもって体感した。

「冬に足を痛めてしまい、下半身のトレーニングができない時期があったのですが、その期間で顕著に身体が変わってしまったんです。筋肉が落ちたのはもちろんのこと、柔軟性も落ちてしまいもどかしさを感じました。リハビリとして足首の関節を回すかどうかだけでも大きな差があると気づきましたし、継続がこんなにも大切なことだとは思いませんでしたね。それまで身体に悩んだことがなかったからこそ、『身体は資本』という言葉の本当の意味を知った気がします」

今大会に向けたトレーニングでは、肩の強化に励んだ。

「学生時代に取り組んでいた水泳の影響で発達した広い肩幅がコンプレックスだったのですが、ボディメイクを始めてからは強みに変わりました。私の肩がこんなにも ”羨ましい” と言われるとは夢にも思いませんでしたね。今回はそんな肩をより強みの部位にするため、強化をしてきました。骨格的に横側に筋肉がつきにくい私でも、サイドレイズは効果を感じました」

「筋トレは良いことずくめ」と笑顔で語る曽田さんにトレーニングの魅力を伺った。

「私はただ細いだけの身体が嫌でボディメイクを始めました。日本では特に『美しい=細い』と思われがちですが、メリハリのある身体も美しいと私は思います。シンプルな服もきれいに着ることができるので、今ではファッションも楽しめるようになりました。ジムに行って後悔したことはありませんが、行かなくて後悔したことはありますね。自信や明るいエネルギーを出せるようになる筋トレは最高のアンチエイジングです!」

トレーニングは身も心も美しくする。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:北岡一浩

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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