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新世代が躍動!ベテランも意地を見せた!体重・身長別ボディビル日本一を決める戦いがここに=9.7 JBBF日本クラス別選手権

9月7日(土)、千葉県・千葉市民会館にて、『第29回日本クラス別選手権大会』が開催された。この大会は男子ボディビルは体重階級別、女子フィジークは身長階級別で日本一を決める伝統の一戦であり、上位入賞者は日本代表として世界選手権への派遣対象となる。

9月7日(土)、千葉県・千葉市民会館にて、『第29回日本クラス別選手権大会』が開催された。この大会は男子ボディビルは体重階級別、女子フィジークは身長階級別で日本一を決める伝統の一戦であり、上位入賞者は日本代表として世界選手権への派遣対象となる。

男子ボディビルで特に盛り上がりを見せたのは75kg以下級。ファーストコールに24歳の若き新星・渡部史也選手と8月10日のジャパンオープン優勝者の藤井貫太朗選手、昨年日本選手権ファイナリストの江川裕二選手が並び、バックポーズ時に藤井選手が観客の声援を煽るような場面も見られた。藤井選手の背中〜殿部までバキバキに絞り込まれたバックポーズが披露されるたびに会場も大盛りあがりであった。結果、藤井選手が優勝。約1カ月後に迫った日本選手権へ弾みをつけた。

またボディビル80kg以下級も激戦となった。昨年の日本選手権ファイナリストである嶋田慶太選手、須山翔太郎選手、喜納穂高選手に加え、今年の日本クラシックボディビル選手権で総合優勝に輝いた井上貴文選手など猛者揃いのクラスであった。そんな激戦を制したのは43歳の須山翔太郎選手。長らく日本選手権ファイナリストとして君臨していたが昨年は11位まで順位を落としていた。本日のステージに立った須山選手はステージ登場時やポーズを取るたびに「須山ー!」という大歓声が起こるほどの気迫と仕上がった身体を披露し、激戦区の80kg以下級で優勝に輝いた。

女子フィジーク163cm以下級では番狂せが起こった。日本選手権で4度の日本一に輝いている澤田めぐみ選手を抑え、昨年日本選手権10位の富沢理恵選手が優勝。「弱点ではなく、強みの部分を特化して強化してきた」と表彰後、取り組みを語ってくれた。日本選手権でのさらなる活躍に期待がかかる。

以下、大会全結果。

男子ボディビル 55kg以下級
優勝 赤澤範昭
2位 川辺仁
3位 足立正友
4位 木村和昭
5位 田中義法
6位 溝口隆広

男子ボディビル 60kg以下級
優勝 岡玲治
2位 原田祐光
3位 青野圭輔
4位 豊島悟
5位 石井輝男
6位 比嘉準

男子ボディビル 65kg以下級
優勝 下田亮良
2位 神谷勇斗
3位 森本功太
4位 中村仁
5位 黒川宏太
6位 米山裕貴

男子ボディビル 70kg以下級
優勝 松尾幸作
2位 内野充
3位 福田博一
4位 泉風雅
5位 須江正尋
6位 中井太朗

男子ボディビル 75kg以下級
優勝 藤井貫太朗
2位 渡部史也
3位 江川裕二
4位 持田教利
5位 久野圭一
6位 小坂元雄斗

男子ボディビル 80kg以下級
優勝 須山翔太郎
2位 喜納穂高
3位 嶋田慶太
4位 井上貴文
5位 宮澤昂大
6位 近藤孝仁

男子ボディビル85kg以下級
優勝 椎名拓也
2位 大久保恵介
3位 山本俊樹
4位 白井寛人
5位 岡田英樹
6位 白井大樹

男子ボディビル90kg以下級
優勝 神田優作
2位 佐藤茂男
3位 上田夢希
4位 上野拓人
5位 井上光陽
6位 山部元樹

男子ボディビル90kg超級
優勝 芳賀涼平

女子フィジーク 158cm以下級
優勝 荻島順子
2位 藤原彩香
3位 漆島美紀
4位 清水恵理子
5位 春日千春
6位 宮下明菜

女子フィジーク 163cm以下級
優勝 富沢理恵
2位 澤田めぐみ
3位 阪森香里
4位 新沼隆代
5位 本部夏実
6位 佐藤英己

女子フィジーク 163cm超級
優勝 原田理香
2位 窪田尚美
3位 四方千枝
4位 鈴木宏子
5位 白井香
6位 近藤晴美

 

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