髙田礼子さん
トレーニングを始めたのは51歳
年齢を重ねるほど難しい胸を残す減量で自身最高美ボディを更新中

年齢に応じた減量方法で厚みのある迫力ボディを実現!
現在59歳でボディコンテスト『サマースタイルアワード』『APF』などで活躍する髙田礼子(たかだ・れいこ/59)さん。51歳からトレーニングを始めた髙田さんに聞く、年齢を考慮したトレーニングや減量とは。
[初出:Woman'sSHAPE vol.30]「身体を動かすことが好きで、クラシックバレエ、器械体操、乗馬、ジャズダンスなどを楽しんできましたが、ボディメイクを始めたのは51歳のとき。芸能人も出場するとニュースで見たボディコンテストに年代別でのクラス分けがあると知り、出場しようと宅トレから始めたのがそのきっかけでした。
その後ジムに入会して驚いたのは、体力の低下と、昔は軟体動物と呼ばれたほどの柔軟性が失われていたこと。でも本格的に筋トレを始めてすぐに筋肉が付いたと気付いたり、重い荷物を苦に感じなくなったり、駅や商業施設などでも階段を探して利用するようになったりと、身体にも心境にも変化を感じました。

日々進化し続ける髙田さんの身体。トレーニングとマッスルコントロールとで飛躍的な進化を遂げた背中と肩の成長の軌跡
もうすぐ60歳を迎えるのですが、筋トレを続けてきて思うのは、年齢で身体は変化するということと、だからこそそれを考慮したトレーニングが重要だということです。たとえば年齢を重ねてから減量で身体を絞ると、胸の部分が薄くなってしまったりするんですよね。だからしっかり食べてしっかり鍛えて、大会前には徐脂肪にも取り組むけれど体重はそこまで落とさないのが、この年齢でのいい身体のつくり方なのかなと感じています。
- 髙田さんのボディメイク食。自炊中心だが、外食時には牛肉、生牡蠣や焼鳥をセレクト。普段からフルーツ、ナッツ、チーズ、良質のオイルなども積極的に取り入れている
現在、頚椎捻挫の治療中でバーベルを担いでのスクワットやヒップスラストができませんが、その代わりにレッグプレスやブルガリアンスクワットなどで対応しています。人生いろいろなことがありますが、いつでも"その年齢なりの最高"を目指して、これからもトレーニングを続けていきたいと思っています」
取材・文:WomanʼsSHAPE編集部 撮影:中原義史 写真提供:髙田礼子