大きな原因は筋力不足!
下半身を刺激するポーズで筋力アップ
冷え性の大きな原因の一つが筋力不足です。筋肉は体内で熱を生み出してくれるため、筋肉量を増やすとその熱により冷えにくい身体を維持することができます。しかしながら、加齢や運動不足によって筋力が低下すると基礎代謝が下がり冷えにつながるのです。冷え性が男性より女性に多いのも筋肉量の違いによるものであると考えられます。また、デスクワークなど同じ姿勢が続くことにより、下半身の血流が悪くなり冷えを引き起こすことも。大きな筋肉が集中している下半身を刺激するポーズで、筋力アップを目指し、基礎代謝を上げることで冷え性にアプローチします。
ポーズのポイント
1:足と下腹部を強く使って、下半身の筋力アップを目指す
2:殿部の筋肉を強化して全身の血行促進
3:太腿の大きな筋肉を強化して代謝UP
pose 01
足と下腹部を強く使って、下半身の筋力アップを目指す
■ハイランジ
両足を力強く使いながら、骨盤をしっかりと立ててポーズをキープすることで下半身の筋肉を強化していきます。足裏の四隅で押し、土踏まずを引き上げることで、ふくらはぎを刺激して全身の血行促進を促します。
足を前後に大きく開きます。前の足はくるぶしの上に膝がくるように曲げ、土踏まずを引き上げます。
前後の足で床を押しマットを引き裂くように足を強く使います。
両腕を回し上げ手を合わせます。
3~5呼吸キープをし、左右行いましょう。
写真のように下腹部に力が入っていないと骨盤が前傾してしまい上半身に力が伝わらない。
骨盤を立てて、足の力をしっかりと上半身に伝えよう。
pose 02
殿部の筋肉を強化して全身の血行促進
■ウトゥカタアーサナ
身体の中でも大きな筋肉である殿部の筋肉を強化することによって全身の血流を高めます。
足を閉じた状態で立ちます。
膝を深く曲げて腰を落とし、股関節を引き込むようにして上体を引き上げ両手を合わせる。
3~5呼吸キープしましょう。
股関節を引き込み、前のめりにならないように、足の指を浮かせられるくらい重心を後ろに乗せるとしっかりと殿部に効かせることができます。
pose 03
太腿の大きな筋肉を強化して代謝UP
■セーツバンダーサナ
太腿の大きな筋肉を強化することで代謝を高めることができ、冷えの改善が期待できます。
仰向けの状態から足を腰幅にして膝を曲げる。
骨盤を床から持ち上げて3~5呼吸キープする。
足でマットを前に押し、お尻の力を抜いて骨盤を持ち上げましょう。
足を平行に保ち、強く使うことで、しっかりと太腿の筋肉を使うことができます。
教えてくれたのは… 宮城由香 さん
15歳から始めたストリートダンスでイベントやショー、TV、映画などに出演。パフォーマンスを上げるためにヨガやピラティスを始め2007年ヨガのインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。2019年4月1日、恵比寿にstudioGODをオープン。スタジオディレクターとしてスタジオをまとめ、自身もレッスンを担当。
文 高野真利 撮影 中原義史
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